こんにちは、茶子です。
ここ2ヶ月ほど、スター・ウォーズシリーズのスピンオフ第2弾、映画ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(原題 Solo: A Star Wars Story )についてウオッチしてきました。
映画は米国では2018年5月25日に公開されています。おそらく他の映画の公開日との兼ね合いだと思いますが、日本での公開は6月29日と、ファンにとっては絶望的なお預け状態を食らっている状況です。(詳しくはLAプレミア上映の記事をご覧ください)
なんという事じゃ!!!
(ブツブツ・・)
本来ならば、映画鑑賞前にネタバレ情報は知りたくアリマセン。でも、それでも気になるのが、海外での映画の評判ですね?
映画公開時の海外メディアの反応を「スター・ウォーズ新作!ハン・ソロの海外メディアでの評価は?!」で紹介しましたが、その時点ではそれなりの好意的な反応が多かったので安心していました。
それが、ここにきて映画ハンソロの興行収入が厳しいのでは??という噂が聞こえてきています。
今回は、アメリカの「映画ハン・ソロ」公開後7日間の興行成績(観客動員)を元に、成績不振とされる理由と、最終的な興行成績について予測してみたいと思います!
あ、ストーリーのネタバレはアリマセンのでご安心ください (^^)
前売り券の売れ行きは絶好調!!
実は、映画ハン・ソロの前売り券の売れ行きは絶好調でした!
Entertainment weeklyサイトによると、
2018年2月16日に全米で公開されトータルで興行収入6億9894万ドルを売り上げた「ブラックパンサー (Black Panther)」と比較すると、映画「ハン・ソロ」の前売り券の売り上げは2倍以上だったそうです。
事前の期待がかなり高かったことがわかりますね!
しかし、残念ながら、絶好調な前売り券の売り上げにもかかわらず、映画「ハン・ソロ」の公開後7日間の興行収入は 1億1516.8 万ドルと、ブラックパンサーの2億9195.4万ドルの半分以下だったのです!(;;)
なんだって!
いったい何が起こったのじゃ?
映画ハン・ソロ初日4日の興行収入は予想を21%下振れ
当初ディズニーは、5月25日のメモリアルデーの週末4日間の売り上げを1億3000万ドル超と予想していました。
ところがふたを開けてみると、公開から4日間の売り上げは、1億300万ドル!なんと、21%も大幅に下振れしてしまったのです。
一体、何がおこったのでしょうか?
実際に、興行収入の伸びを、過去のスターウォーズ作品と比較してみましょう!
ローグ・ワン(原題:Rogue One: A Star Wars Story)
スター・ウォーズ/最後のジェダイ(原題:Star Wars: The Last Jedi)
ハン・ソロ(原題:Solo: A Star Wars Story)
こんなに違う!3作品の公開後7日間の全米興行収入の比較
こうやって実際に数字で比較すると衝撃的です・・!
そして更に、公開後7日間の全米興行収入(累積)をグラフにしてみると、その深刻さが明らかになります。
グリーンの線がハン・ソロの全米興行収入です。
ローグ・ワンは2016年12月16日(金)、最後のジェダイは2017年12月15日(金)、そしてハン・ソロは2018年5月25日(金)とすべて金曜日に公開されているため、曜日による売り上げの差は考慮する必要はないでしょう。
それにしても、ローグ・ワンと2倍、そして最後のジェダイと3倍近くもの差がついているというのは、ディズニーがザワザワするのもうなずけるというもの・・・
映画の感想と最新の全米興行収入の情報はこちらです!
ハン・ソロの興行収入が振るわない3つの理由とは?
たしかに、映画ハン・ソロは、直前に監督がロン・ハワードに交代したり、ハン・ソロを演じた主演オールデン・エアエンライクの演技力に問題がある?など、いろいろな物議を醸した作品ではあります。
しかし、注目度は非常に高かった作品です!
それにもかかわらず、どうしてここまで興行収入が伸びなかったのでしょうか??
すでにいくつかのメデイア系サイトでは様々理由がささやかれています。
理由1:ライバル映画が多すぎた?
最初の理由は、単純にライバル映画が多すぎたという問題です。
ブラックパンサーは2018年2月16日公開。
アヴェンジャーズ/インフィニティ・ウォーは、2018年4月27日公開
そして、デッドプール2は2018年5月18日公開。
ハン・ソロが公開されたのは、その一週間後の5月25日でした。
多くのメディアでは、これらの比較的ジャンルが似た作品が立て続けに公開されたことが、ハン・ソロの興行収入の伸びを阻害していると主張しています。
理由2:スター・ウォーズ疲れ?
2番目の理由は、スター・ウォーズ疲れ!というモノです。
というのも、スター・ウォーズ/最後のジェダイ(原題:Star Wars: The Last Jedi)が全米で公開されたのは2017年12月15日。それから半年もしないのに次のスター・ウォーズ映画が公開されるというのは、史上初の出来事です。
コアなファンとしては嬉しいところですが、公開期間があまりにも短いと、映画に対するワクワク感は従来の作品ほど大きくならなかったようです。
過去のスター・ウォーズ作品の公開間隔を見てみましょう。EP6とEP1の間は16年! そしてEP3とEP7の間が10年空いたことを考えると、前作品からわずか5ヶ月での公開というのは異例だったということがわかります。
- 1977年 EP4/新たなる希望
- 1980年 EP5/帝国の逆襲
- 1983年 EP6/ジェダイの帰還
(この間16年) - 1999年 EP1/ファントム・メナス
- 2002年 EP2/クローンの攻撃
- 2005年 EP3/シスの復讐
(この間10年) - 2015年 EP7/フォースの覚醒
- 2016年 ローグ・ワン
- 2017年 EP8最後のジェダイ
- 2018年 ハン・ソロ
- 2019年 未発表(エピソード9)
理由3:映画ハン・ソロの出来栄えの問題?
最後の理由は映画のできばえが、ファンの期待に応えられていないというモノです。
スター・ウォーズのコアなファンは、スター・ウォーズ作品が公開されれば、かならずその作品を観に行くでしょう。
もしその作品に感動すれば、作品の公開期間中に2度も3度も、(場合によってはそれ以上)劇場に通うものなのです。
ブツブツブツブツ
そして、次に劇場に向かうのは、映画の評判を聞いてから判断する人達。
どうやら、映画「ハン・ソロ」は、コアなファンの支持を十分に得られていないようです・・。
残念です・・。
映画ハン・ソロの最終的な全米興行収入予測は?
映画ハン・ソロですが、残る大きな市場は日本のみ。果たして、どれだけ興行収入を伸ばせるのでしょうか?
これまでのデータを元に、全米の興行収入を簡易的に予測してみましょう!
作品名 | 全米興行収入 |
ローグ・ワン | $532,177,324 |
最後のジェダイ | $620,178,595 |
ハン・ソロ | ? |
注目すべきは、公開後7日間の興行収入と、最終的な興行収入の倍率です。
- ローグ・ワンは、公開後7日間で、全興行収入の41.7%を稼ぎました。
- 最後のジェダイは、同じく47.8%を稼ぎました。
これらを参考に、ハン・ソロは残りの興行期間で初日7日間の2倍を稼ぎ出すと予想します!
ということは・・・
映画「ハン・ソロ」の最終的な全米興行収入は?
でした! 予想を下回ってしまいましたね・・・。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は、まだ日本で公開すらされていない映画「ハン・ソロ」ですが、全米の興行収入が残念な事になりそうだという情報をお伝えしました。
でも、最終的に作品を評価するのは、自分の目で観て感じてからです!
このような情報に心を乱されること無く、日本公開の6月29日(金)を楽しみに待ちましょうね!(^^)/
- 上映時間:2時間15分(135分):
- 監督:ロン・ハワード(Ron Howard)
- 脚本:ジョン・カスダン(Jonathan Kasdan)、ローレンス・カスダン(Lawrence Kasdan )
- ハン・ソロ:オールデン・エアエンライク(Alden Ehrenreich)
- トビアス・ベケット:ウッディ・ハレルソン(Woody Harrelson)
- キーラ:エミリア・クラーク(Emilia Clarke)
- ランド・カルリジアン:ドナルド・グローヴァー(Donald Glover)
- チューバッカ:ヨーナス・スオタモ(Joonas Suotamo)
- ヴァル:タンディ・ニュートン(Thandie Newton)
- L3-37:フィービー・ウォーラー・ブリッジ(Phoebe Waller-Bridge)
ハン・ソロ関連のおすすめ記事
スター・ウォーズ、ハン・ソロに関連するこちらの記事もご覧ください。
コメント