こんにちは、茶子です。
英会話が苦手という人でも、実はちょっとしたコツで、外国人とのコミュニケーションがグッと楽しくなることをご存じですか?
さらに、スムーズなコミュニケーションの進め方を知ると、短期間での英会話の上達にもつながることになります。
そこで今日は、英語での上手いコミュニケーションの進め方と、英会話フレーズを併せてご紹介していきます。
先日、外国人とのホームパーティーについて以下の記事を書きましたが
今回は、分かりやすいように、ホームパーティーを例に、会話の進め方を見ていきます。
このコミュニケーション&会話テクニックは、パーティーだけでなく、様々な場面で使える優れものです。
また、紹介する英会話フレーズは、英語初心者でも簡単に覚えられるものをピックアップしていきますので、ぜひ使ってみてくださいね!
ホームパーティーの前回までのあらすじ!かんぱーい!!
まずは、前回ご紹介した、ホームパーティーが始まる時の会話のおさらいから。
みんながパーティー会場の家へ集まったら、ホスト側はこんな感じでお迎えします。
来てくれてありがとう!(家の中に)入って。
(自分の家のように)くつろいでね。
クリス、久しぶり。元気そうだね!
なお、ありがとう。君は相変わらず美人だよ (^_-)
さて、どうやら皆揃ったみたいね
じゃあ乾杯しようか。かんぱーい!
かんぱーい!
Cheers!!
と、ここまでが、前回までのお話でしたね。
外国人と英会話をスムーズに楽しく進めるためのテクニック
ここからが、今日の本題。
ホームパーティーなどで、英会話をスムーズに楽しく進めるためのテクニックをお伝えします。
まず、万国共通の楽しい会話の進め方として、以下の1~7のポイントを、おさらいしていきましょう。
- あいさつや雑談からはじめよう
- 相手への好意的な関心を示すが基本
- 会話はオープンクエスチョンの質問で
- お互いの共通点を見つけ相手を褒めよう
- 会話上手は、聞き上手
- オープンに自分自身のことについても話そう
- 笑顔やユーモアを忘れない
順番に、具体的な解説と英語表現の例をお伝えしていきます。
1. あいさつや雑談からはじめよう
挨拶については、前回の記事や冒頭でお話ししたような感じですね。
お元気ですか?(一般的)
お元気でしたか?(すでに知っている人に対して)
お決まりの挨拶が済んだら、雑談から徐々に会話を進めていきます。
「初対面の人との会話」と「友人との再会時の会話」ごとの、簡単な例を見てみましょう。
初めて会った人との会話のはじめ方の例
せっかく外国人という全く違う文化を持った相手と話すのですから、いろいろ聞いてみたいですね。
初対面では、まずは相手の出身やどうして日本に来たのか聞いてみるといいかと思います。
どこ出身ですか?
ニューヨークだよ。
ほんと?ニューヨークは大好きな街だよ。3回も行った。すごく良かったなー!
で。(そんな素晴らしいニューヨークから)日本へはどういう経緯できたの?
bringは連れてくるという意味がありますが、この場合は、日本へはどういう経緯できたのですか?という意味になります。
人気TV番組「Youは何しに日本へ」の中で「Why did you come to Japan? / 何で日本に来たの?」と聞いていますね。
実はこの表現、番組上だからまあ許されるのであって、実際にこの表現を使うとかなり失礼な聞き方になってしまうので要注意です。
友達との再会時の会話のはじめ方の例
すでに友達であれば、相手の出身地やなぜ日本に住んでいるかなどは知っている情報だと思います。
ですから、友達と会話するときは、近況についての話から会話を始めることが多いです。
たとえば
最近どう?
仕事や何やらで忙しいわ。あなたはどお?
仕事は別にオッケーなんだけど、最近彼女と別れちゃって・・ (><)
のような形で会話がはじまります。
親しい間柄でなくとも楽しめる雑談ネタ
上記でご紹介したような会話のはじめ方以外にも、簡単に話せる雑談ネタはまだまだあります。
特に、初対面や知り合いなど、それほど込み入った話ができる間柄出ない場合は、以下のようなお題は話しやすいですね。
- お互いの国の話
- 好きな音楽の話
- 食べ物やお酒の話
- 映画やテレビ番組の話
- お互いの趣味の話題
- スポーツの話
- お天気の話
たとえば、上記のお題の中から、食べ物の会話例をみてみましょう。
Chrisがミナの作った肉じゃがの味に感動しています。
おー、この肉じゃが、すごく美味しいね!
お手製?(自分で作ったの?)
でも、なおにとっては肉じゃが作りは朝飯前のよう。
そうよ、でも作るのそんなに難しくはないよ。
Chrisは、ミナが「簡単に作れるのよ」と言ったことに対して、そんなに簡単なのになんて深い味わいで美味しいんだとますます感動。
そうなんだ?それにしてもこのシチュー(肉じゃが)、美味しくて味わい深いな。
すごく料理上手なんだね。
こんな風に、雑談は簡単なフレーズの組合せでどんどん展開していくことができます。
もっとたくさんの会話を知りたい、練習したい!という人は、スタディサプリや英会話スクールもオススメ。以下のページもチェックしてみてくださいね。
2. 相手への好意的な関心を示すが基本
会話は、ただ話せばよいという訳でなく、コミュニケーションを円滑に行うことが大切ですね。
そこで重要になってくるのが、相手への好意的な関心を示すこと。(もちろん、ここでは異性への好き嫌いという意味でなく、人間的な興味です)
相手への関心については、言葉の問題と言うより態度や表情が物語るもの。ですから、相手の話に関心を持ち心から楽しむよう心がけることで、自然と出来てきます。
誰だって、相手が自分の話を上の空で聞いていたら、良い気持ちはしないものですもんね。
また、態度にプラスして、以下のような相づちを挟みながら会話を進めていくことで、よいコミュニケーションを築くことができます。
それ面白いね!興味深いね!と言われればもっと話したくなりますね
ホントに?面白いね!
あはは、ウケる~。
今のウケる!いいね!
話を促すことで、興味を持って聴いていることを伝えられます
それでどうなったの?
それでどうなったの?
驚きの表現を挟むことで、興味を持って聴いていることを伝えられます
え、ウソでしょ!
相手の話に同感を持っていることを伝えます
あ、それ言えてる!(同感!)
3. 会話はオープンクエスチョンの質問から
質問の仕方は、大きく以下の2種類に分けることができます。
- クローズドクエスチョン(Closed-ended questions)
- オープンクエスチョン(Open-ended questions)
- クローズドクエスチョン:「はい or いいえ」や「A or B」など複数の選択肢の中から答えられる質問
- オープンクエスチョン:回答範囲が限定されておらず、自由に答えられる質問
どちらの質問型が適切かは、状況によって異なります。
場面によって使い分けるといいですが、会話をつなげるには、オープンクエスチョンのほうがスムーズに進めやすいです。
例として、パーティーで音楽がかかり、みんなが音楽を楽しんでいるという場面を想定して、質問の仕方を見てみます。
クローズドクエスチョンだと、以下のような感じですぐに会話が終わってしまいがちです。
この音楽は好き?
好き。 / いやそうでもない。
これをオープンクエスチョンに変えてあげると、会話も繫げやすくなります。
相手が楽しそうに音楽を聴いていたら、「Do you like this music?」の代わりに
1. どんな音楽が好きか聞いてみます。
楽しそうに音楽を聴いているね。どんな音楽が一番好きなの?
R&Bはいいよね、このブルーノマーズの歌みたいなさ。
2. R & B、ブルーノマーズが好きという情報が得られました。より情報が多いほど会話も広げやすいです。
ほんと!?私もブルーノマーズ大好きだよ!
ねね。(自慢げに)今度の日曜彼のコンサートに行くんだぜ。
3. 「すごいね」「羨ましいな」などの言葉を上手く挟むことで、相手に気分良く、さらに会話を進めてもらうことができます。
うわ、いいな、羨まし過ぎる~!
この例のように、オープンクエスチョン型の質問で会話をスタートすると、より多くの情報が交わされることになります。
そのため、どんな風にも話の展開が可能になるのです。
ですから会話では
- Do you ~?
- Can you ~?
の質問の代わりに、出来るだけ
- Who ~
- Where ~
- What ~
- When ~
- Why ~
- How ~
から始まる質問を心がけるといいですね。
なにも英語に限ったことではないですが、人間的なマナーとして
- 答えづらい質問
- 不快になるような質問
- 個人的なことをツッこみ過ぎ、警察の尋問のように感じる質問
をうっかりしてしまわないよう心がけたいですね。
4. お互いの共通点を見つけ相手を褒めよう
お互いの共通点を見つけたり、誰かに褒められると、誰しも嬉しいものです。
質問をし、相手から返ってきた答えのなかに
- 自分との共通点や興味深いと思うことはないか?
- 相手の話していることで「すごいなー」と思うことはないか?
を探してみましょう。
もちろん、ウソをついたりゴマをする必要はまったくありません。
しかし、ちゃんと相手に興味を持ち話を聞いていると、なにか「あ、これ面白いな」や「すごいな」などと思うことが、必ず見つかるはずです。
そして、共通点、興味、すばらしいな、と思うことがあれば、ぜひそのことをしっかり言葉で伝えてください。
たとえば
相手が笑える話をしていたら
あはは、面白い。あなたってユーモアのセンスがあるね!
あるいは
相手の考え方に同調するなら
なるほどね。私、あなたの考え方好きよ。
という具合に言います。
ここでもし、フレーズがすぐに思い浮かばない場合でも、心配は無用です。
以下のように、たった一言の単語を言うだけでも、十分伝わります。
- Great!
- Cool!
- Awesome!
- Absolutely!
- Amazing!
- Fantastic!
5. 会話上手は、聞き上手
英会話が上手くなる鍵は、聞き上手になることです。
特に英語初心者であれば、難しい会話をこなせるほどまだ英会話に慣れていません。
でも、そこは逆手に取りましょう。
相手の話に耳を傾け、相づちを上手に打つことで、相手は気分良く話せます。
また、私たちからしたら、相手が気分良くいろいろ話してくれた方が、英語の表現方法もたくさん学べるというもの。
お互いにとってメリットがあるWin-Winの状態です。
聞き上手になるための、相づちフレーズについて、以下の記事でも紹介しているのでチェックしてみてください。
また、聞き上手というのは、なにも会話中だけではありません。
パーティーで1人でいる人を見かけたら、以下のように
楽しんでる?
や
調子はどう?
と声をかけてあげると良いですね。
そうすることで、相手は気分良く、こんな風に返答してくれるかもしれません。
うん、楽しんでるよ。君は?
ここからまた会話が弾むことでしょう。
6. オープンに自分自身のことについても話そう
聞き上手になれとは言うものの、自分のことを全く話さないと、心を開いていないような印象を受けます。
そのため、適度に自分自身のことについても話しましょう。
英会話に慣れていない人は、あらかじめ自分自身のことについての英作文を作ってスピーチの練習をしておくのも良い手です。
7. 笑顔やユーモアを忘れない
笑顔とユーモアはとても大切です。
お互いにリラックスできることで、より話も弾みますし、初対面でも友達になれます。
たとえば
友達が、ニヤニヤしながらこんな風に言ってきたとします。
すんばらしいニュースがあるよ。
この時、「Ah ok. What is it? どんなニュース?」と聞き返すこともできますが
ここはあえて「Let me guess. 私に当てさせて」を使い、以下のように会話を展開させると、さらに話も弾みます。
ほんと?ちょっと待って。私に当てさせて。
umm..
あ、新しい彼女が出来たね!?
当たり!なんで分かったの?
また今回は「Let me guess. 私に当てさせて」を使いましたが、逆に「Take a wild guess. 当ててみて」を使っても良いでしょう。
このように、会話は変化球を交えながら進めることで、より楽しいものになります。
実際に外国人と話す前にやっておきたい練習とは
さて、今回は外国人とのホームパーティーを例に、英語での会話テクニックをご紹介してきました。
ご覧になって頂いて分かるかと思いますが、お伝えしたコミュニケーション方法やフレーズは、パーティーはもちろん、普段のお友達や同僚との会話でも使えるものです。
更なるフレーズについては、今後当ブログでも、以下の記事のようにもっとご紹介できたらと考えていますし
また、書店やAmazonなどでたくさんのフレーズ集を扱っているので、そちらも併せて参考にしてみてください。
ただ1点、他の記事でもお伝えさせていただいていますが「英語を覚える=英語を使える」は少し違います。
実際に英語を使いこなすためには、やはり練習が必要です。
以下の記事で、短期間に英語に慣れる方法をご紹介しているので、良かったらこちらも参考にしてみてください。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
ぜひ今回ご紹介したポイントを参考に、外国人と英語でのコミュニケーションをもっともっと楽しんでくださいね!(^^)/
ではまた!
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