こんにちは、茶子です。
今日は、先日京都で食べた京懐石レストラン『京 二条城 凛』をご紹介します!
美味しい京料理が食べられるお店はないかな?と探していたところ、「レストラン一休.com」で人気の『凛』というお店を見つけ、ディナーで行ってみました!
一休での口コミ通り、旬の厳選された素材を一手間も二手間もかけ、丁寧に仕上げられた繊細で京都らしいお料理がいただけるお店。
ぜひ京都へ行かれた際は訪ねてみて下さいね!
この記事はこんなあなたにお勧めです。
- 本場京都で、美味しい京懐石を食べたい
- 二条城近くでオススメのレストランを知りたい
『京 二条城 凛』の概要とアクセス
『凛』は、京都・嵐山の料亭での長年の経験や、海外でのフードコーディネーターなど、多彩な経験をもつ店主の職人技が光る京懐石レストラン。
日本料理の基本を守りつつオリジナリティというエッセンスが効いた上質な料理を、リーズナブルな価格でいただけるお店です。
そんな『凛』があるのは、徳川家康により築城された二条城のある「二条城前駅」より徒歩2分のところ。
あらかじめ予約を入れ、お店に向かいました。さっそく店内へ入ってみたいと思います。
しっとりとした雰囲気のエントランスを抜けレストランの中へ
中へ入ると、気さくな雰囲気の店主が迎えてくれました。
『京 二条城 凛』でいただいた京懐石メニュー
店内には、10席ほどのカウンター席と個室があります。
今回カウンター席で頂いたお料理は、8000円のコース料理。まずは、ワインでかんぱーい!
カウンターの中では店主がテキパキとお料理の準備をされている様子を見ることができます。
そんな職人技をみながら料理をいただけるところがカウンター席の良いところですね。
【先付】 タコの子のゼリー寄せからカラスミまで
最初にいただいたのは、先付。以下の7品が盛り付けられていました。
- タコの子のゼリー寄せ 黄身酢がけ
- 海老のうま煮
- 小ばい貝煮
- からすみ大根
- じゅん菜 めかぶ 胡瓜 ミョウガの酢の物
- お浸し
- 枝豆
カラスミ、海老のうま煮など、お酒のすすむ料理が並びます。
どの料理も上品で美味しいのですが、とくに感動したのは「タコの子のゼリー寄せ 黄身酢がけ」。
瀬戸内海の明石蛸の卵でしょうか。
初めて食べる蛸の子のゼリー寄せ。濃厚で口の中でとろける味わいでした。
【椀物】 カボチャのすり流し・オカヒジキ添え
先付を食べ終わるころ出されたのは、碗物。
こちらの食べるスピードに合わせ次のお料理が提供されるのが嬉しいですね。
碗物は、かぼちゃのすり流しでした。
かぼちゃの優しい甘さと食感が美味しい。
中には、青うり、つみれ、人参も入っていました。
すり流しの上に上品に添えられているのは、おかひじきです。
【造り】 旬魚の刺身
続いては、お造り。
まぐろ中トロ、鯛の昆布〆、はも、タコ、〆鯖が2切れずつとボリュームたっぷり。
熟成されたマグロのトロは、素材の持つ旨さを存分に味わうためにレモンとお塩でいただきます。
口に入れた瞬間にとろけていくトロを食べていると、本当に贅沢な気分になります。
まぐろ以外にも、鯛の昆布〆、はも、タコ、〆鯖。上質で新鮮な素材を使っているのが分かります。
そんな素材の良さを活かしつつも、更に一手間かけ、味わい深い美味しさに仕上げてあります。
【焼物】 煮穴子と鮎・ゴーヤを添えて
お造りを食べ終えると、焼き物のお皿が運ばれてきました。
おしゃれな白い陶器のお皿に盛られていたのは以下の4品。
- 煮穴子の炙り 実山椒和え
- 煮鮎の炙り焼き
- ゴーヤと海老の和え物
- 玉ねぎの酢漬け
白焼きにした後、コトコトと時間をかけて炊いた煮穴子だそう。
ふわふわの食感の穴子にしっかり味が染みています。添えられた実山椒が良いアクセントとなっています。
思わず「白いご飯くださいー」と言ってしまいそうな美味しさ。
つづいて、煮鮎もいただいてみます。
適度な歯触りを残しつつも骨までとろけるほどに炊けている。絶妙な食感に仕上げた煮鮎です。
味のよく染みた煮穴子や鮎と相性の良い、ゴーヤと海老の和え物・玉ねぎの酢漬けが添えられていました。
さっぱりといただけてホッとする優しい味わいのゴーヤと玉ねぎでした。
【蒸し物】 笹まんじゅうに生姜の効いた葛餡
焼物の次は、蒸し物です。
笹まんじゅうに栗道明寺の葛餡がかけられています。上に添えられた生姜が良いアクセントとなった一品。
こちらも、とても美味しい一皿でした。
笹の中には、挽肉を包んだトウモロコシご飯。
ホカホカのご飯に葛餡がトロっと絡み、生姜のピリ辛さと上手くミックスされ、箸が進みます。
【焚き物】 半熟卵天ぷら・和牛&松茸すき焼き
続いては焚き物。
和牛と松茸のすき焼き上に半熟卵の天ぷらが乗っていました。
サクサクの天ぷらを割ると、中から黄身が溢れて・・食べる前から美味しいのが分かります。
口に入れると、上品なすき焼きのお味が広がるのですが、天ぷらのサクサク食感もあり、新しい美味しさのお料理でした。
【ご飯】 はもの子とイクラたっぷりご飯
ご飯は、はもの子がたっぷり入った餡のかかったご飯の上に、いくら、梅肉、ネギをのせたもの。
食感は、ハモの子の餡とご飯が絡み合い、サラサラといただける雑炊のような感じです。
イクラや梅肉ソースがそれぞれ良いアクセントとなり、濃厚かつサッパリとした深い味わいが表現されていました。
さいごの一皿まで期待を上回る美味しさのお料理をいただくことができました。
【デザート】 黒豆みつまめ&旬フルーツ
さいごのデザートは、黒豆のみつまめにイチジクやキウイ、グレープフルーツが添えられたもの。
上品に盛り付けられた黒豆とフルーツの色彩が美しいです。
ふわー、お腹いっぱい。とっても美味しい京懐石でした!
『凛』さん、ごちそうさまでした!
京都の日本酒 – 招徳と古都
普段はあまり日本酒を飲まないのですが、今回は2種類の日本酒をいただいてみました。
- 京都・伏見にある招徳酒造の「招徳(しょうとく)」:辛口でフルーティーな味わい。女性の杜氏さんの作ったお酒だそう
- 京都洛中に現存する唯一の蔵元 佐々木酒造の「古都(こと)」:しっかりした味わい。俳優 佐々木蔵之介さんの実家の酒造のお酒です
好きなお酒のグラスを選ぶことができます。
お酒は、店主に好みを伝えるとオススメを教えてくれます。
『凛』の人気の理由とおすすめポイント
二条城前駅から徒歩2分と決して便は悪くないものの、ひっそりと隠れ家的に佇むレストラン。
それでもファンが絶えないこの『凛』の人気の理由は、料理の味が美味しいのはもちろん、店主のその気さくな人柄にもあるでしょう。
京都・嵐山の料亭での経験から、海外での経験まで、たくさんの経験を積んだ店主だからこその楽しい会話が、このレストランにはありました。
これまでの面白い経験談や、料理の作り方、日本酒のお話などを伺いながら、美味しい料理をいただく。そんな贅沢なひと時を過ごすことができました。
ですからこの店のおすすめポイントは以下の2点。
- 手の込んだ美味しい料理
- リラックスできる温かい雰囲気
『京 二条城 凛』のアクセス・営業時間・問合せ・予約
さいごに『凛』のアクセスや営業時間、予約サイトを載せておきます。
住所 | 京都府京都市中京区式阿弥町137-3 |
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アクセス | 地下鉄東西線「二条城前駅」2番出口より徒歩2分 |
営業時間 | [昼]12:00~14:00(要予約)[夜]18:00~22:00(定休日:木曜) |
問合せ・予約 | 075-223-1192 【一休レストラン】京 二条城 凛 (キョウ ニジョウジョウ リン) で予約 【食べログ】 京 二条城 凛 (キョウ ニジョウジョウ リン) で予約 |
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は、京都・二条城でのおすすめ京懐石レストラン『京 二条城 凛』をご紹介してきました。
美味しい京懐石のレストランを探している方は、ぜひ一度足を運んでみて下さいね。きっと思い出に残るひと時が過ごせるはず。
食事後はほろ酔い気分で、ライトアップされた美しい二条城を眺めながら、宿泊先のホテルへ帰りました。
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