こんにちは、茶子です。
先日、私に起こった恐ろしい変化「老け顔(急に老けた!)」のお話しをしました。
ある日鏡をみると、急に「老け顔」に・・
あの時のショックは、いまだに忘れられません!
分かるぞ~、ワシもじゃ
じつは、ちょっとした肌の変化でも「老け顔」に見えてしまうのじゃ
え・・?
裏を返せば・・
ちょっとした心がけで、若返りも可能だということじゃ
なるほどね~、じゃあ、
肌の老化の原因を取り除けば、わたしにも明るい未来が待ってるのねっ ♪
ということで、今回は、肌老化の7大原因を見ていきましょう!
老け顔の原因をしり、見た目年齢−10歳を目指そう
なんだか急に老け込んでしまって・・
もう絶望しかないわ、泣
だいじょうぶ!
ちょっとした工夫で状況は好転するわ!あきらめないで!
ほんのちょっとした変化で「老け顔」が作られてしまう・・
悲しいですよね。でもね、
でも、ちょっと待って!
ということは・・
その「ちょっとした変化」を改善すれば、若返りも十分可能、とも言えるんです!
+17歳も老け顔になる??ちょっとしたシワとは?!【サンスターの研究】
「なぜ急に?!私の顔が一気に老けた原因を調べてみたら・・?」の記事で、サンスターの研究の驚くべき結果をご紹介しました。
その驚くべき結果とは、シワによっては、なんと17歳以上も見た目年齢が実年齢より老けてみえるというもの!
世の中には、実年齢よりマイナス10歳以上若く見える羨ましい人たちも存在しますよね。
てことは・・
この「若見え族」の彼らと「老け顔族」に属した人の見た目年齢の差は、10歳にも20歳にも30歳にもなるわけです。
実年齢は同じなのに・・・不公平よ!!
そうよね、その気持ちすごく分かるわ!
でも、悲観することもないみたい。解決策を勉強し一緒に頑張りましょ
若返りたい人必見!対策すべき肌老化の原因
なに言ってるの?
肌の老化は、加齢によるものでしょ
一般的に、肌の老化原因として「加齢」があげられることが多いですね。
たしかに、加齢による老化は避けられない現象かもしれません。
しかし、「肌の老化の約8割は紫外線が原因」とも言われています。
つまり、顔の肌が老けていく過程には、加齢以外の様々な要因が絡んでいるのもまた事実ということ。
若さを保てる人がいる一方、老け顔が進む人は、以下のような過程をたどっているようです。
見た目年齢が高くなるまでの経緯
本記事では、この「肌老化の原因」を『7つ』紹介していくぞ
ステップ1の「肌老化の原因」を探るために、次の章から「肌老化の原因7つ」ついて深くみていきます。
(※ 上記ステップ1~4の全体をチェックしたい人は、「なぜ急に?!私の顔が一気に老けた原因を調べてみたら・・?」をご覧ください)
このステップ1で何とか食い止め、ステップ2「肌の老化」を防止しましょう!
肌老化の原因ランキング!老け顔をつくる7つの要因
さて、できれば避けて通りたい「老け顔」ですが・・・何か一つの要因で起こるわけではありません。
老け顔は、「しみ」「しわ」「たるみ」などのような「肌の老化」が組み合わされて形成されます。
※ 詳しくは、「なぜ急に?!私の顔が一気に老けた原因を調べてみたら・・?」の記事もご覧ください
そんな「肌の老化」、現在さまざまなことが研究で分かっています。
これから解説する7つのポイントは、肌老化の原因としてとくに注意が必要なコトです。
- 紫外線
- 乾燥
- 表情筋の衰え
- 線維芽細胞の減少
- ターンオーバーの乱れ
- 酸化
- 糖化
次の章から、詳細(7つの原因と対策)を、順にご紹介していきます。
①「紫外線」の対策不足が、肌老化の原因に
しみ、しわ、たるみ、は年齢のせい?
顔のしみ、しわ、たるみが気になるわ。歳かしら・・・?
本当に年齢だけの問題かなぁ?
ほかに原因があるかもしれないわよ
紫外線による「光老化」の恐ろしさ
そう、じつは、肌の老化の原因の8割は紫外線だと、世界中の研究で知られています。
いわゆる「光老化」と言われるものね
だから、もう年齢のせいにするのは、やめましょう!
紫外線(UVAとUVB)は、肌の老化を促進することから、美肌の大敵と言われています。
美肌の鍵「コラーゲン」や「エラスチン」を破壊し、シワやたるみを引き起こすのです。
ご存知、シミやそばかすの原因もまた、紫外線です。
ここで、紫外線による「光老化」の顕著な例、当時69歳のトラック運転手をご紹介します。
これが有名な医学雑誌「NEJM」に掲載されるやいな、世界中に大きな衝撃が走りました。
よく知られた写真のため、一度は目にしたことがあるかもしれません。
ご覧のとおり、左側だけひどく老けています。
お肌はゴワゴワした感じ・・・ そして、シワが深く刻み込まれています。
なぜ??
その答えは、彼の職業にありました。
配送ドライバーだった彼が運転していたトラックの運転席は左側。
そして、左側の窓からは、キラキラとたくさんの紫外線が降りそそいでいました。
ドライブしながら、太陽のシャワーを浴びる・・
あーなんてステキなの♡
一見とても気持ちよさそうな光景ですよね。
しかし、無防備に紫外線を浴びる膨大なリスクを、この写真は伝えてくれています。
紫外線対策が、いかに大切かを教えてくれた貴重な一枚です。
老け顔防止におすすめの「紫外線」対策
まず大切なことは、紫外線対策は一年中したほうが良いということです。
紫外線には、UV-AとUV-Bがあります。
そのうち肌の奥深くに届き、シミ・しわ・たるみの原因となるUV-Aは、冬でも多く降りそそぐのです。
顔への紫外線を防ぐためには
- 日焼け止めをぬる
- 日焼け止めサプリを飲む
- 日傘をさす
- UVカットの帽子をかぶる
などの対策があります。
ちなみに、わたしは上の対策をすべてやっています!
直接肌に触れる日焼け止めは、肌に負担が少ないものを選び、飲む日焼け止めサプリ
今は、オーストラリアで有名なオーガニックコスメ「ジュリーク」をつかっています。
「Jurlique(ジュリーク)・UVディフェンスローション(SPF50/PA++++)」
ジュリークは、こだわりの無農薬の成分(花やハーブなど植物由来)配合が、人気です。
友人から勧められ使い始めましたが、SPF50&PA++++と最大の日焼止め効果はもちろん
スキンケアや、化粧下地としても使えるため、とっても重宝しています。
②「乾燥」への対策不足が、肌老化の原因に
乾燥肌に悩む人は意外と多いのではないでしょうか。
私も、昔から乾燥肌で悩んでいます!
でも所詮「乾燥でしょ」・・
以前のわたしのように、「たかが乾燥」と、考えている人もいるかもしれません。
しかし、じつは肌の乾燥も、老化の大きな要因の一つなのです!
乾燥は老化への第一歩、要注意ですっ
肌の乾燥が老化を招き、老化が肌の乾燥を招く
「たかが乾燥」と侮れないのが恐ろしいところ。
乾燥肌は、以下3つの理由で肌の老化を招きます。
- 乾燥した肌そのものが、透明感のない老け見えポイントとなる
- 肌のバリア機能を低下させ、老化の原因「外部環境」からのダメージを増大する
- 肌の弾力とハリを保つコラーゲンやエラスチンの生成を阻害する
肌の乾燥は、それだけで「老け顔」に見えるだけでなく、実際に老化を促進させる原因にもなるんですね・・・
① 乾燥した肌そのものが、透明感のない老け見えポイントとなる
お肌が乾燥すると、瑞々しい透明感が失われます。
その結果、透明感や潤いのない老化した肌に見えてしまうのです。
肌が乾燥すると、小じわの原因になりますね (´;ω;`)ウッ…
② 肌のバリア機能を低下させ、老化の原因「外部環境」からのダメージを増大する
通常はバリア機能によって守られているお肌ですが、乾燥によりこの機能が低下します。
そうすると美肌の敵である外部環境 ※1(以下) からのダメージをもろに受けてしまい、老化の要因となります。
※1 お肌にダメージを与える「外部環境」の例です(各項目のクリックで詳細がご覧いただけます)
紫外線
紫外線は肌のDNAを損傷し、年齢に関係なく老化を引き起こすという研究結果があります。
また、老化のみならず、皮膚がんのリスクも高まるため要注意。
大気汚染
大気汚染は肌にフリーラジカルを引き起こし、これが肌細胞を損傷し、コラーゲンとエラスチンを破壊します。
気候の変動
高温、低温、乾燥、高湿度など、肌にとって過酷な気候条件は肌のバリア機能を弱め、乾燥を引き起こす可能性があります。
間違ったスキンケア
過剰な洗顔は肌から必要な油分を取り除き、肌を乾燥させる可能性があります。また、肌タイプに適さない製品を使用すると、肌に刺激を与え、肌のバリア機能を弱める可能性があります。
などなど・・
③ 肌の弾力とハリを保つコラーゲンやエラスチンの生成を阻害する
肌の乾燥は、コラーゲンやエラスチンの生成に影響を及ぼします。
コラーゲンとエラスチンは、肌の弾力やハリを保つ重要なタンパク質。
つまり、これらの生産が妨げられると、肌はしぼんだようになってしまう可能性があるのです。
老け顔防止におすすめの「肌の乾燥」対策
しみ、しわ、たるみ、など肌の老化はもちろん、肌の輝きを奪ってしまう「乾燥」。
しっかりとした保湿を心がけ、肌の潤いを保ち、若々しさをキープしたいですよね。
乾燥対策として、①健康的生活、②保湿スキンケア、③プラスαが大切。
以下の3つの角度から、保湿を心がけると良いぞ
- 生活習慣:適度な水分補給、バランスのとれた食事、運動
- スキンケア:保湿効果の高い化粧水、美容液、クリームをつかう
- 美顔器:イオン導入やスチーム機能のついた美顔器をつかう
食事は、栄養バランスを心がけてください。
肌の潤いには、ビタミンC、E、ヒアルロン酸、オメガ-3脂肪酸、亜鉛、セレン、ビオチン(ビタミンB7)がおすすめ
また、最近では、乾燥肌の人のための肌の水分蒸発を防ぐサプリなどもあるので試してもいいかも?
ディフェンセラ」(お得セット2,960円 初回1人1点限り)
オルビスから発売しているスキンケアするトクホ(特定保健用食品)「高純度セラミドが、肌に3段階の“うるおいバリア”を形成し水分の蒸発を防ぐ肌を作るというサプリです
わたしも試したら、また感想をお伝えします
スキンケアは、適切な洗顔と、保湿に重点をおいたケア商品が良いですね。
美顔器もおススメ。余裕があれば、ぜひ美顔器のイオン導入やスチームなども試してください。
ヤーマン(YA-MAN)のフォトプラスは、私も愛用。お勧めです。
③「表情筋」のおとろえが、肌老化の原因に
表情筋のおとろえ??
「表情筋が衰える」と聞いても、ピンとこない人もいるかもしれません。
じつは、私たちの顔には、たくさんの「表情筋」※1 とよばれる筋肉があります。
※1 人間の顔には40以上の筋肉が存在(数え方により前後する)。これらの筋肉は表情筋と呼ばれ、多くは頭蓋骨の一部や皮膚に直接結合。微細な動きを通じ豊かな表情を作り出す役割をしている。(解剖学の文献参考)
表情筋の劣化が「たるみ」「しわ」「フェイスラインの崩れ」に影響
この「表情筋の衰え」が、顔全体の印象を変え、「老け顔」につながっていくのです。
こわっ
衰える原因は、加齢や、筋肉を使わない生活、そしてストレスなどですが・・・
昨今、コロナ禍の影響(リモートやマスク生活)で、表情筋の衰えは深刻になっています。
表情筋の衰えは、以下のようなステップを経て、顔の老化を引き起こします。
他の筋肉と同じく、適切に使わないと衰えていきます
表情筋が弱くなる 顔を引き締める力が弱まる 皮膚がたるみ始める
表情筋の衰えと皮膚のたるみが進行 表情筋が活発に使われる部分(目元や口元など)にしわができやすくなる
表情筋が弱くなる 顔の形状を保つ力が弱まる フェイスラインが崩れ始める
上記1~5までの変化が重なり、トータルで「老けた印象」が形作られる
あわわ・・
とはいえ、諦める必要はありません。
他の筋肉と同じく、適度なエクササイズで老化を防ぐことができると言われています。
老け顔防止におすすめの「表情筋」対策
皮膚のたるみやしわを減らし、若々しい表情を保つのに、表情筋エクササイズが有効と言われています。
気になる人は、GoogleやYoutubeなどでぜひ「表情筋エクササイズ」と検索してみてください。
ただし、一つ注意です。体の筋トレと同様、「適切」にする必要があるのです。
かおの場合、やり方によっては逆にシワの原因となってしまいます。気をつけてください。
個人的には、自分で表情をつくりながらのエクササイズは、かなり難しく感じます。
エステでプロの手を借りるのも一案ですが、家庭でも美顔器なら手軽にエクササイズできるのでお勧めです。
わたしの一押しは、ヤーマン(YA-MAN)のメディリフトですっ
メディリフトなら、筋肉によって違う「鍛える」「休ませる」のアプローチも簡単にできます。詳しくは【ヤーマン(YA-MAN)メディリフト詳細公式ページ】
④「線維芽細胞」の減少が、肌老化の原因に
本記事や当サイトでもたくさん登場しているワード「コラーゲン」と「エラスチン」。
皆さんももうご存知だと思いますが、ここでもう一度、コラーゲンとエラスチンの重要性をおさらいしましょう。
コラーゲンとエラスチンの減少は肌の老化に直結
肌の強度や弾力、若々しさを保つために必要なタンパク質が、「コラーゲン」と「エラスチン」です。
つまり、これらは美肌をつくる上で欠かせないモノになります。
逆に言えば、これらの減少で肌の老化が加速してしまうのです。
コラーゲンの役割と減少の影響
コラーゲンは、皮膚の中間層(真皮)に存在し、肌の構造を維持する重要な成分。
そのため、コラーゲンの減少により、以下のような影響が考えられます
- 弾力とハリの喪失: 肌の「土台」を形成するコラーゲンの減少で、肌のハリと弾力を失われます
- シワの出現: 特に表情の多い箇所(目元、口元)に、シワが出やすくなります
- 乾燥: 保水力にも関わるコラーゲンの減少は、肌の乾燥を引き起こす可能性があります
エラスチンの役割と減少の影響
エラスチンも皮膚の真皮層に存在。
弾性線維(だんせいせんい)という別名のとおり、皮膚に弾力を与え、形状を元に戻す能力を持つ役割があります。
そのため、エラスチンの減少により、以下のような影響が考えられます
- 肌の柔軟性の喪失: 肌が元の形に戻る「弾性」を担うエラスチンの減少で、肌は柔軟性を失い、たるみやすくなります
- 表情線の定着: 笑ったり眉をひそめたりするときにできる表情線が、元に戻りにくくなります
- 肌の粗さ: エラスチンが減少で、肌の表面がざらつきやすくなったり凸凹したりする可能性があります
「コラーゲン」と「エラスチン」減少による老化プロセス
肌は加齢により、コラーゲンとエラスチンなどのタンパク質の生成を減らします。
一般的に、コラーゲンやエラスチンは30代後半から減少すると言われています
さらに、紫外線や環境的ストレスが肌にダメージを与えると、コラーゲンとエラスチンの損失はさらに進行。
こうして、シワやたるみなどの肌の老化は進んでいきます。
2023年2月発表のファンケルの研究では「エラスチン線維の質が40代で急激に低下する」そうじゃ
コラーゲンやエラスチンの減少から「老け顔」誕生までのステップです
加齢などにより、肌はコラーゲンとエラスチンの生成を減らす
二つの重要なタンパク質が減少 肌がハリと弾力性を失い始める シワやたるみが現れやすくなる
紫外線や環境的ストレス(大気汚染、喫煙など)で肌がダメージを受けると、コラーゲンとエラスチンの損失が進行する
コラーゲンとエラスチンの減少により、シワ、たるみ、肌の色素変化などの老化現象が現れる
上記1~5までの変化が進行すると、最終的に「老け顔」が完成。(深いシワ、たるみ、フェイスライン崩れ、乾燥肌、色素沈着など)
老け顔防止におすすめの「肌のハリ」対策
コラーゲンやエラスチンが減少し真皮が薄く・・・
これは、加齢も原因の一つ。そこは避けられません。
とはいえ、あきらめないで!
いまは、何歳になっても若々しさをキープできる人たちもいます。
彼らは、加齢以外の老化の原因を見直し、老化を遅らせ、若さを保っているのです。
そんな若々しい肌のハリ対策のためのスキンケアとして、まずは以下を心がけましょう。
- 保湿:日々お肌の保湿を心がけましょう
- 紫外線:毎日日焼け止めをつかいましょう
- 食事:バランスの良い食事を心がけましょう
- 睡眠:美しい肌のためには良い睡眠が必要です
- サプリ:コラーゲンやエラスチンのサプリメント摂取(サプリでも肌の健康に寄与すると最近の研究で示されています)
⑤「ターンオーバー」の乱れが肌老化の原因に
肌の新陳代謝(ターンオーバー)のバランスもまた、肌の若々しさを保つ大切な鍵。
ターンオーバーが乱れは、くすみ、たるみ、毛穴、小じわの発生につながると言われています。
肌の若々しさを保つ「ターンオーバー(肌の新陳代謝)」のバランス
肌のターンオーバーってなんだっけ??
肌の「ターンオーバー」や「新陳代謝」という言葉自体は知っているものの、具体的にどういうもなのでしょう?
そこで、以下4点について、分かりやすく解説していきます。
- 肌のターンオーバー(新陳代謝)とは
- 肌ターンオーバーが低下する原因
- 肌のターンオーバーの乱れが起こす老化現象
- ターンオーバーの乱れ⇒老化のプロセスまとめ
① 肌のターンオーバーとは
肌のターンオーバーとは肌細胞の自己更新サイクル(肌の新陳代謝)のこと。
肌の新陳代謝は、一般的には28日周期。
しかし、加齢にともないこのサイクルは遅くなり、40代では40日以上かかることも。
こうしたターンオーバーの乱れが、肌のハリや艶の低下につながり
さらには、くすみやシワが目立つ原因となっていきます。
② 肌のターンオーバーの乱れ(新陳代謝の低下)の原因
肌のターンオーバーの乱れの原因には、加齢をはじめ、以下のような原因があります。
- 加齢
- ストレス
- 睡眠不足
- 不健康な食習慣
- 過度の紫外線
- 過度な刺激
③ 肌のターンオーバーの乱れ(新陳代謝の低下)による老化の症状
ターンオーバーの乱れは、以下のようなお肌の変化を引き起こし、老化へとつながる可能性があります。
- 肌のくすみ
- シワの増加
- 肌の乾燥
- 毛穴の目立ち
- 肌のたるみ
- 色素沈着
④ ターンオーバーの乱れが引き起こす老化のプロセス
新陳代謝の低下、ターンオーバーの乱れは、具体的にどのように老化と結びついていくのでしょう。
肌の老化までの進行プロセスを、以下に簡単にまとめました。
ストレスなどにより新陳代謝とターンオーバーが乱れる
肌の新陳代謝が低下することで、細胞の修復力が低下する
ターンオーバーの乱れにより、古い細胞が長く肌表面に留まる
新陳代謝の低下により、肌の保湿力が低下する
ステップ2~4が重なり、全体的に肌の老化が進行する
老け顔防止におすすめの「ターンオーバー正常化」対策
肌のターンオーバー(新陳代謝)正常化のためには、以下のポイントに注意してみてください。
ターンオーバーの乱れで肌荒れがひどい場合は、皮膚科の診断をお願いします
- 適切なスキンケア: クレンジング、洗顔、保湿といった基本を正しく
- 紫外線対策: 肌の新陳代謝を乱す一因の紫外線。日焼け止め等で対策を
- 十分な睡眠: 肌は主に夜間に修復作業されるため、質の良い睡眠はが大切
- バランス良い食事: ビタミンやミネラル、抗酸化物質が豊富な食事でお肌に栄養を
- 水分補給: 肌に悪影響を及ぼす脱水にならないよう、適切な水分補給を
- 適度な運動: 血行を良くすることで、肌細胞に栄養が行き渡り、健康な肌に
- ストレス管理: ストレスによるホルモンバランスの乱れが、肌に影響。適度な休息を
- スキンケア製品の見直し: 刺激の強い製品や合わない成分が含まれている場合、肌のターンオーバーが乱れる可能性があります。
ターンオーバーの乱れで肌荒れがひどい場合、皮膚科の受診をお勧めします。
ちなみに、「皮膚科に行くほどではないけど、美肌のために医師に相談したい!」という人は、最近は、美容皮膚科のオンライン診療という手もあります
友人がオンライン診療を受けているので、今度わたしも試してみたいなと考えています
⑥「酸化」の影響が、肌老化の原因に
肌老化の原因として「酸化」の影響も大きいと言われています。
具体的にみていきましょう。
しみ、しわ、たるみ、老化を促進する「酸化」
酸化は、肌を構成する細胞や遺伝子にダメージを与え、しわやシミといった肌老化や肌トラブルを促します。
お肌の酸化とは
私たちはつねに、活性酸素により肌を構成する細胞や遺伝子にダメージを受けています。
みなさん「鉄が酸化すると、ボロボロに耐久性がなくなる」ことはご存知ですよね。
同じイメージです。
酸化から肌を守るシステムが追いつかなくなると、しみ、しわ、たるみといった肌老化
酸化は、肌を構成する細胞や遺伝子にダメージを与え、しわやシミといった肌老化や肌トラブルを促します
酸化が引きおこす肌老化のステップ
酸化が引き起こす肌の老化プロセスを分かりやすくステップ形式で説明します。
ストレス、紫外線、不健康な食生活、睡眠不足などの様々な要因から、体内で活性酸素が発生します
活性酸素が肌の細胞を攻撃 特に「コラーゲン」や「エラスチン」といった肌の弾力を保つ成分を直接攻撃する
攻撃を受けたコラーゲンやエラスチンは減少 肌のハリや弾力が失われる
コラーゲンとエラスチンの減少で弾力やハリのない肌 シワが増え、たるみが始まる 肌のバリア機能が低下 外部刺激に対する抵抗力が弱まり老化が促進される
活性酸素はメラニン色素の過剰な生成を引き起こす可能性があり、色素沈着(くすみ、シミ)の原因となる
老け顔防止におすすめの「肌の酸化」対策
肌の酸化を防ぐため、主に以下2つの対策があります。
- 生活習慣の改善
- スキンケア
① 生活習慣の改善
バランスの取れた食事を心がけることで、酸化を防ぐことが可能です。
とくに、抗酸化物質が多く含まれる食品(野菜、果物、ナッツなど)を意識的に取り入れて。
また、喫煙や過度なアルコールによる「活性酸素⇒肌の酸化」の流れも肌の老化を早める可能性があります。
適度な運動や、十分な睡眠もまた、 肌の酸化による害を防ぎ肌を健康に導くことに繋がります。
② スキンケア
スキンケアでは、紫外線対策、適切な洗顔、抗酸化成分を含む化粧品の活用を心がけましょう。
紫外線により、肌に大量の活性酸素が発生しコラーゲンやエラスチンの破壊・変形の原因に。日焼け止めを日常使いし、防ぎましょう。
適切なクレンジングと洗顔も大切です。お肌に残った汚れ、余分な皮脂、メイクは、放っておくと酸化します。適切に落としましょう。
スキンケア製品は、抗酸化成分(ビタミンC、ビタミンE、グリーンティエキスなど)を含むものが良いでしょう。
⑦「糖化」の影響が、肌老化の原因に
みなさん、過剰な「糖質」や「AGEs」を控えた食事を心がけていますか?
じつは、以前のわたしは、この「糖質」に無関心でした
糖化が肌を老化へ
食事から摂取される糖質や、糖化によるAGEsが肌の老化を早めていると言われています。
「糖化」とは、いったいどのような現象でしょうか?
糖化とは
私たちは、食事によって糖分を摂取しています。
摂取された過剰な糖分は、体内でたんぱく質と結びつくのです。
その結果として、硬くて壊れやすい「AGEs(Advanced Glycation End products)」という物質を生成。
これが、「糖化」です。
なぜ糖化が問題となるのか?
それは、肌の糖化により、肌の弾力性が失われ、シワやたるみを生じさせることに繋がるからです。
糖化による肌老化までの進行ステップ
「糖質」や「AGEs」によって、「肌老化」が進行するステップを見てみましょう。
過剰な糖分が、体内に蓄積します
蓄積された糖分が肌のコラーゲンやエラスチンと結合します
この結合により、硬く壊れやすい「AGEs ※」が生成されます ※ AGEs(Advanced Glycation End products)
AGEsにより肌の弾力性や潤いが失われます
結果として肌の老化が早まります
老け顔防止におすすめの「肌の糖化」対策
上記のような「糖化」の影響を防ぐためには、以下のような対策が可能です。
- 食事(過剰な糖質摂取を控える)
- 運動(血糖値上昇を防ぐ)
- スキンケア(糖化防止成分を含むものを選ぶ)
毎日の心がけが、肌を老化から守り、若々しく美しい肌へと導いてくれるはずです。
ぜひ、生活の中でのちょっとした正しい習慣を心がけてみてください。
また今後、糖化防止成分を含むサプリやスキンケア製品の登場にも、期待がもてます。
たとえば、「マンゴスチン由来ロダンテノンB」や「白麹菌」といった成分。
- マンゴスチン由来ロダンテノンBは、肌の糖化ストレスを軽減することで肌のみずみずしさをキープする機能があることが報告されています。
- 白麹菌は、糖化ダメージを抑制し老化を促進するシグナルを抑えることで、アンチエイジングに導くことが発見されています。
【関連】白麹菌に含まれる成分が美肌機能に関わることを発見(ファンケル)
こういった「糖化と老化」に注目したアンチエイジング製品が、これからたくさん登場するのを楽しみにしましょう。
おわりに
今回は、老け顔原因ランキングと題し、肌老化の7大原因ををご紹介してきました。
わたし自身、突然「老け顔」に気付いたときは、どうして良いか分からず、本当に悩みました。
肌のハリや艶をキープし若々しい人たちは何が違うのか?
彼らの観察をしたり、老化に関する研究を調べてみたり・・・
肌の老化や老け顔の原因が分かった今は、それらの原因を改善する生活を送り、肌の状態も落ちついてきました。
いま、お肌の老化に悩んでいるあなたも、決してあきらめないでください。
本記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。
美容に興味のある方は、以下の記事もぜひチェックにしてみてください。
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