こんにちは、茶子です。
今日は、超が付くほど英語が苦手だった筆者が、仕事やプライベートで英語を使うようになるまでに実践した英語学習や、経験から分かったおすすめ教材について書いていこうと思います。
- 英語を話したい。でも、何をしたらいいか分からない
- いま実践している英語学習法では思うように成果を感じられない
という人は、参考にしてみてください!私自身、英語はまだまだ勉強中ですが、一緒にがんばりましょう!
筆者の英語経験
英語学習経験を聞くのはいいけど、いったいその経験を語る奴はどんなヤツなんだ?!と思いますよね。
そこで筆者の英語経験を軽くご紹介しておきたいと思います。
私の英語の体験談などは、当ブログの英語記事やプロフィールの中でも少し書いていますが
ご覧になってない方のために、ここでも触れておきます。
1.学生時代は、英語が大嫌いで苦手。大人になっても、外国人に話しかけられると、どう答えてよいか分からず怯えるのみ
2.あるとき「多様な文化の中で働きたい」と思い立ち、外資系企業に就職
3.英語学習スタート
4.外資系企業に就労し始めたばかりの頃は英語が全く話せず、かなり苦労する
5.上司や同僚、外国人の友達と会話をし、英語環境の中に身を置き、英語学習を進めていくうちに次第に話せるように
6.勤めていた会社からTOEICを取るよう言われ、人生初のTOEIC学習を開始。短期集中学習で最終スコア865点
7.会社勤めを辞めたことから英語に触れる機会が減ったため、現在あらためて英語学習中
というような経緯をたどり、現在も英語学習を少しずつですが進めています。
私は英語教師でもなければ、英語を専門とした仕事に就いているわけでもありません。でも、おそらくこれを読んでいただいているあなたと同じ英語学習者で、随分と英語で苦労もしてきました。
だからこそ伝えられるものがあると思っています。
では、次の章から、筆者が実際に行った英語学習を紹介していきます!
英語の電子辞書
英語学習の最初に行ったことが、英語の電子辞書を手に入れることでした。
英語の勉強をスタートしたきっかけが仕事で英語を使うためだったので、いつでもどこでも英単語や熟語を調べる必要があり、購入することにしました。
今はスマホでなんでも出来る時代ですが、私にとっては、英英・和英・英和辞典からビジネス英語まで搭載した電子辞書はかなり重宝するものでした。
利用していたのは、カシオ エクスワード(XD-Zシリーズ)です。
個人的には英語の電子辞書はオススメですが、とくに電子辞書でなくとも、ネットの無料オンライン辞書でもなんでも良いと思います。
ただ出来るだけ、英語を英語で考えられる英英辞典の利用がおすすめです。
基礎英語を本で独学
英語学習教材として、初めて買った本は「ALL IN ONE」という本です。懐かしいです・・。
その後も現在まで、英語の本で気になるものがあれば買って学習に利用しています。
英語学習に活用した本の中で、個人的に効果を感じたものをあげていきたいと思います。
英語学習にオススメの本
英語学習に利用した(している)本には以下のようなものがあります。
英語基礎の復習とALL IN ONE
先ほどお話ししたように「ALL IN ONE(高山英士 著)」という「単語・熟語・文法・語法・英文読解・リスニングのすべてが1冊で身につく」というコンセプトの本を活用することから、英語学習をスタートしました。
私の場合「学生時代に英語が大嫌いだったということから、まずは英語の基礎の復習が必要」という判断で、この本を選んでいます。
Amazonでのレビュー評価も高いですし、実際に役立つ本だと思います。
ただ正直言うと、英語初級レベルの当時の私にはかなり難しく感じ、この本では英語は身につかないとさえ感じました。やはり、自分自身の学習レベルを考慮した上で教材を選ぶことは大切ですね。
しかし最終的に、何とか学習をやりきり、この本から単語や文法など基礎的なことを学ぶことができました。
英語中級レベルの人には、単語から文法まで一気に学習できる時短本ということで、「All In One」はオススメです。
英語初級レベルの人は、たとえば「中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本(濱崎 潤之輔 著)」のような中学英語から教えてくれる本のほうが、より良いかと思います。
英語フレーズ集
英語学習をやり始めた頃に、何冊か英語フレーズ集(日常英会話&ビジネス英会話)を買いました。
英語フレーズ集は書店へ行けばたくさん並んでいるので、実際に手に取ってみて、自分の好みの本を選ぶと良いかと思います。
個人的には、英語ネイティブの書いた本をおすすめします。
たとえばYoutubeの英会話動画で人気のジュンさんが書いた「CD付 Hapa英会話 ネイティブ感覚で話す英語フレーズ(ジュン・セニサック 著)」などは、楽しく学習できるかと思います。
ちなみに、英語フレーズ集は「どう表現したらいいのか?」という質問には答えてくれますが、本を読んだだけで実際にすぐその表現を使えるようになるわけではありません。
英語を ”使えるようになる” ためには、アウトプット練習が必要になります。
瞬間英作文
英語フレーズ集の章でもお話しましたが、英語を使えるようになるにはアウトプット練習が必要。
そのアウトプット練習を1人でやる場合に良い方法として「瞬間英作文」という練習法があります。
本「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(森沢 洋介 著)」を使った学習方法について、以下の記事で紹介しています。興味があれば是非ご覧になってみてください。
英語の発音
英語の発音について教えてくれる「CD付 世界一わかりやすい 英語の発音の授業(関 正生 著)」は、最近みつけて良いと思った本です。
この本を活用するメリットなどを、以下の記事で紹介しています。
発音については、完璧を求めなくても大丈夫です。
しかし、知識として発音のパターン(音の変化や強形・弱形)を頭の片隅にでも入れておくことで、英語リスニングやスピーキングの強力なサポートとなるため、ぜひ発音学習をオススメしたいです。
英語で日本を案内
日本を案内するときの英語表現について知りたい人におすすめの本を以下の記事でご紹介しました。
日本の文化や習慣を案内する表現は、日常英会話とはまた少し違うものです。ですから、特に接客で英語を使う人などには、記事で紹介した本はオススメです。
私も外国人の友達に日本の事を話すときに活用しています。
本を活用する際のポイント
様々な本を購入し英語学習に活用してきた経験から感じた ”本を活用する際のポイント” をお話します。
英語を勉強する最終目的が「話せるようになること」だとすると、知識のインプットだけでは、残念ながら目的に到達することはできません。
そこで「英語を使えるようになる」という目的を達成するために必要なのが、アウトプット(英会話スクール・オンライン英会話・外国人(の友達)と会話などの実践英語)になります。
英会話上達においては、このアウトプットをメイン学習として考え、本からの知識インプットは英語学習のサポート的なモノとして捉えたほうが、良いかと思います。
なぜなら、”本で知識をインプットするだけで英語が話せるようになる” という淡い期待を抱いてしまうと、当てが外れてガッカリすることになるからです(筆者経験談)。
本はあくまで、自分の弱点を強化するためのサポート教材として考え活用するとうまく機能しますよ。
海外ドラマで英語学習
さて、英語の電子辞書や本を買い英語学習のスタートを切った筆者ですが、次にやったことは ”海外ドラマを観る” ことでした。
残念ながら日本で普通に生活している限り英語を使う機会は殆どありません。(これからは変わってくるといいですね)
留学でもして英語の世界に身を投じることが出来ればベストかも知れませんが、とりあえず私は日本で働きながら英語も勉強するという選択肢をとりました。
そこで、意識して常に英語に触れる必要があると考えたのです。
そのため選んだのが、海外ドラマです。
ニュースや映画と違って海外ドラマの良い点は、1エピソードが30~40分と短く、自分の興味のある題材で観ることができるところです。
とはいえ、ただダラダラと観ていても身につかないので、ドラマに出てくるキャラクターの口真似(シャドーイング)をしたり、覚えたいフレーズをメモったり、セリフを覚えてしまうくらい何度も繰り返し観るようにしました。
海外ドラマを活用した英語学習については、以下の記事で書いています。
海外ドラマ活用学習に興味がある人は、以下の海外ドラマの選び方も参考にしてみて下さい。
ちなみに、気軽に観られる動画という点で、海外ドラマ以外に「TED」も活用しています。
英語の世界に身をおく(外資系企業で働く、外国人の友達を作る)
外資系企業で働く
筆者が英語を勉強するきっかけが、外資系企業で働くことになったことでした。
外資というと自由で華やかな職場イメージがあり憧れを持つ人も中にはいるかもしれませんが、正直、外資系企業で働き始めての最初の1ヶ月間はストレスしかありませんでした。
確かに、そこは自由で華やかな職場ではあったのですが、当時英語が全く話せない私には、何か一つするにしても言葉が通じないという障害にぶち当たってしまいます。
毎日毎日、プレッシャーと自分の不甲斐なさを強く感じる日々を送っていました。
そんな最初の頃は辛かった外資企業での勤務ですが、結果的には、思い切って英語の世界に身を置いたことから得られたことが、とても多くありました。
その1つが「英語を使えるようになるために必要なのは、アウトプットだ」と身をもって理解できたこと。実際に話してみるなどして英語を使わなければ、英語は使えるようにはならないのです。
もし、アウトプットの重要性に気付かずインプット学習だけをしていたら、今ごろ私はまだ英語を使えるようにはなっていなかったと思います。
外国人の友達をつくる
外国人の友達が作れたことも良かったです。
英語環境に身をおき、自分自身の行動を変えたことで、自然と周りを囲む人たちも変わってきました。
外資系企業で働き英語の勉強をするようになると、同じように英語に興味がある・英語を使いたいという日本人や、日本語を勉強したい・日本に興味がある外国人たちが、周りに集まってきました。
そして、彼らと交流していると、さらに新しい友達ができるようになりました。
私の場合は、仕事を通して外国人の知り合いや友達ができていったことが大きいですが、もし周りに外国人がいない場合は、積極的に外国人を見つけて友達を作っていくことをおすすめしたいです。
外国人の友達とコミュニケーションを取ることで、生きた英語を学ぶことができます。
英会話スクールやオンライン英会話
英会話スクール
それまで独学で英語学習をしていた筆者ですが、さすがに仕事で英語を使うようになると、のんびり独学で学習ばかりでは間に合わなくなってきました。
英語がデキる友人の勧めなどもあり、英会話スクールへ通うことにしました。
私が英会話スクールを探していたときは、今のように安いレッスン料金でやっているところが少なかったため、最終的に通うスクールを決めるまでに様々な英会話スクールの無料レッスンを受けてみました。
学校によって何となく自分にあっている雰囲気だとか、実際に足を運んでみることで通いやすい・通いづらいなどが分かってくるため、たくさんの無料レッスンを受けたことはよかったです。
実際に英会話スクールへ通ってみての感想ですが、個人的にはスクールに通うことはすごく意義があり大切な時間となりました。
英会話スクールの雰囲気をお伝えするために、1つYoutubeからの動画を載せます。
下の動画は英会話スクールでのレッスンではないですが、英会話スクールでは、この動画のように独学ではなかなか分からない(あるいは私たちが勘違いしがちな)英語表現を教えてもらえます。
上の動画の中で「want to」の使い方が出てきますが、これがまさに私が経験したことと同じで笑ってしまいました。
外資系企業で働き始めたころ、外国人の同僚が「you want to grab a beer?」と私に尋ねてきたのです。この時私は、まるで猫が「シャー」と威嚇するかのような表情をしたと思います。
なぜか?
それは、動画でも説明されていましたが「want to~」の意味を「~したい」という固定概念で考えてしまっていたからです。
つまり「you want to grab a beer?」と同僚に言われたとき、私はとっさに「おまえビールが飲みたいのかい?」と失礼な感じで言われているように勝手に勘違いしてしまったのです。
実際には、同僚は「ビールでも一杯飲みにどお?」と軽〜く誘ってくれていたのですが、それを理解していない私は同僚と一触即発のような状態になってしまうところでした(笑)。
シャー
この日の帰り、英会話スクールに行き先生にこのことを話すと、大笑いされてしまいました・・。
きゃー恥ずかしい・・と思いましたが、でも、英会話スクールの先生から早く教えてもらえて助かりました。
もしこの時、先生に教えてもらっていなければ、その後に友人から「you want me to order the pizza?」などのように言われても、彼らの本当に意図していることを理解できずコミュニケーションに大きなズレが生じていたかもしれません。
こんな風に、英会話スクールへ通うことの利点はたくさんあります。
ただやはり、当時はスクール料金が高いという難点はありました。
でも、私にとっては投資とリターンで考えたときリターンの方が圧倒的に大きかったので、結果としてはとても良かったです。
スクール代という点で考えると、最近はリーズナブルなスクールが増えてきたので、通いやすくなっていいですね。
英会話スクールを考えている人は、決める前にぜひ無料体験レッスンを受けてみるとよいと思います。
オンライン英会話
スカイプなどを使いオンラインで会話するオンライン英会話ですが、私の友人なども利用しており、シャイな性格でなければオススメできる学習法です。
私自身は1度受けたことがありますが、私の場合はまだオンラインだと何となく居心地が悪く感じてしまうため、今はオンライン英会話はしていません。(私がオンラインは怖いというと、友人には笑われますが・・)
とはいえ、オンライン英会話は通学型の英会話スクールと比べ良い点がたくさんあります。たとえば
- どこでも出来る(通う必要がない)
- レッスン時間がフレキシブル
- 料金が通学型に比べ安価
という点などです。
自分自身の性格や好みを考え、オンラインで話すことに抵抗がなければ、ぜひ英語学習の選択肢の1つとして考えてみると良いと思います。
TOEIC学習と受験
TOEICの受験のための英語学習もしました。
TOEICは、仕事上800点以上のスコアを取る必要が出たため、試験を受けることになりました。
TOEIC学習と効果
TOEICを受験するまでは、私自身はTOEIC否定派でした。よく「TOEICと英語力は関係ない」といった意見を耳にしますが、私自身そう思っていました。
でも実際に受験してみて思ったことは、「TOEICは意外と役立つ」ということ。たしかにTOEICで高得点を取得したからといって英会話力がすぐに高くなるわけではありません。
でもTOEICの受験という目標に向かって学習をすることで
- 目的を持った集中学習ができる
- 英語の情報を速く読めるようになる
- 英語を正確に聞き取れるようになる
などの学習効果が得られます。
TOEICの学習スタイル
私の周りで一年中TOEICの勉強をしている人がいます。
でも、たとえTOEIC学習が英語上達に一定の効果があるにしても、TOEICの勉強だけでずっと過ごしてしまうのはちょっと時間がもったいないかなと思います。
なぜなら、英語の上達のためにはTOEIC以外にもやるべきことが沢山あるからです。
仕事や趣味で毎回受けているなら良いと思いますが、そうでなければ、個人的には短期集中型でTOEICに臨むことをオススメします。
確実に効果のある学習方法で短期間集中しTOEICの勉強をする。テストが終わったら、TOEIC以外のことで英語力底上げのための活動をしばらく行う。また適当なタイミングでTOEICを短期集中で勉強し受験してみる。
というように、メリハリをつけてTOEICと向き合うと効率良く英語学習を進められますね。
スマホアプリ&スタディサプリでの英会話学習
スマホアプリで英語学習
最近は、英語学習のスマホアプリも沢山あり便利になりました。
以下の記事にも書きましたが、無料アプリもたくさんあるので、どんどん試しにつかってみるといいと思います。
ただ「本」の章でも書きましたが同様に、無料アプリだけで英会話が出来るようになるかというと、これは難しいと思います。
英語力を総合的に伸ばすような作りになっていて、実際に英会話力アップになるようなアプリであれば、当然ながら有料になってきます。
無料のスマホアプリは、やはり本と同様、自分の弱点を強化するサポート教材として利用するのが良いと思います。
スタディサプリ 日常英会話
有料にはなってしまいますが、私が気に入って利用しているものに「
このアプリは、月額数百円という安さで英会話力が身につく様々なトレーニングが搭載されているので、凄くおすすめです。
私も今レベル7で実践中です。楽しくスキマ時間にできるので、毎日の習慣にすると良いかと思います。
スタディサプリ English 日常英会話については、以下の記事で紹介しているので、よかったら是非ご覧になってみて下さい。
今の私
残念ながら会社勤めを辞めてしまったことから、以前のように、毎日外国人の同僚と英語で会話やミーティングをするということは、今はなくなっていまいました。
そのため現在は、「
ありがたいもので、英語を勉強し始めてから友達になってくれた外国人たちや同僚が、なんだかんだと連絡をくれるので、時々彼らと、ホームパーティなどをしては遊んでいます。
私は、大嫌いだった英語の勉強をして外国人達と関わることで、これまでお話ししたような、人生の上でとても大きな財産を手に入れました。
ここまで読んで下さったあなたが、もしまだ「英語は苦手」と思っているなら、ぜひもっともっと世界中の人たちとコミュニケーションをとっていって欲しいなと思います。
さいごに
いかがでしたでしょうか。今回は、筆者がこれまで実践してきた英語学習についてご紹介してきました。
私自身まだまだ勉強中ですが、1人でも多くの英語学習者が、少しでも早く楽しみながら英語上達を実感できることを願い、本ブログの英語記事を書いています。
よかったら英語記事一覧の記事も読んでみてくださいね。(^^)/
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