こんにちは、茶子です。
前回、映画「ハン・ソロ」スター・ウォーズ・ストーリーについてご紹介しました。
スター・ウォーズの英語の名言としては、ヨーダ師匠の名言をご紹介してきましたが、実はハン・ソロも素敵な名言をたくさん残しています。
ハン・ソロはケッセル・ランを12パーセクで飛んだことでも有名ですが、今回はそんなハン・ソロの名言ベスト6を、お送りしていきたいと思います!
ミレニアムファルコンを知らないだって?
You’ve never heard of the Millennium Falcon? … It’s the ship that made the Kessel run in less than 12 parsecs. — Han Solo
ミレニアムファルコンを知らないだって?… ケッセル・ランを12パーセクで飛んだ船だぜ。(エピソード4:新たなる希望 )
レイア姫を助けるために、砂漠の惑星タトウィーンからオルデランに行くためのパイロットを探していたルークとオビ・ワン。
「ミレニアム・ファルコン」の名前を聞いても反応しない二人に、驚いたハンソロが放った一言です。
このセリフの中で、分かりにくい点がありますね..?
ハン・ソロが自負している、「ケッセル・ランを12パーセクで飛んだ」とはどういうことなのでしょう?
ケッセル・ラン(Kessel run)とは?
The Kessel Run was a hyperspace route used by smugglers and unscrupulous freighter captains to move spice from the spice mines of Kessel.
ケッセル・ラン(Kessel run)は、スター・ウォーズの世界で、密輸業者がケッセルのスパイス鉱山からスパイスを密輸するためのハイパースペースルート(航路)のことです。
ケッセルというのは、銀河系外縁の辺境の星系で、スパイスが採掘される場所です。また、スパイスは、スター・ウォーズの世界では、非常に高価、かつ「依存性のある好ましくない物質」のことです。
つまり、ケッセル・ランとは、スパイスの密輸を行う際に、帝国軍に捕まらないための密輸ルートのことなんですね。
ちなみに、ハン・ソロが相棒チューバッカと共に、スパイスの密輸業に手を染めていたことは有名ですよね。
12パーセクで飛んだとは?
実はパーセク(parsecs)とは、速度の単位ではなく、距離の単位です。
パーセク(英語: parsec、記号: pc)は、距離を表す計量単位であり、約3.26光年である。主として天文学で使われる。Wikipedia
あれ?
となると「ケッセル・ラン(密輸ルート)を12パーセク(距離)で飛んだ」というセリフの意味がおかしくなってきますね。
実は、エピソード4を撮影していたときに、ジョージ・ルーカスがパーセクをスピードの単位だと勘違いしていたという逸話があるのです。
のちに、このつじつまを合わせるために、ケッセル・ランの標準的な”距離”が18パーセクと定められます。この密輸ルートを安全に運行するためには、帝国軍の拠点や、ブラックホール、小惑星などの様々な障害物を避ける必要があるわけですが、距離を縮めるためには危険な障害物に近づいて飛ぶ必要がでてきます。
ハン・ソロとチューバッカは、(おそらく)このケッセル・ランを直線に近いルートで運行して、その距離を1/3も縮める12パーセクという大記録を作ったわけです。おそらく、この辺りのストーリーはハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーで詳細に描かれるのでしょう。(この記事を書いている2018年4月時点では、まだ公開されていません)
諸説あるようですが、こちらの記事(MAKING SENSE OF THE MILLENNIUM FALCON’S KESSEL RUN)によると、1994年に発行されたケビン・アンダーソン氏(Kevin Anderson)が執筆した、JEDI アカデミー三部作の一つ、「Dark Aprentice(暗黒の弟子)」という小説のなかで、ケッセル・ランを安全に航行できる標準距離が18パーセクであるとの記述があるようです。
どんどんマニアックな内容になっとるぞ・・・
嫌な予感
I got a bad feeling about this. — Han Solo
なんだか、嫌な予感がするぜ(エピソード4:新たなる希望 )
レイア姫を救出に向かった、ルークとハン・ソロ一行。牢獄から抜け出すために、ゴミ集積室(Garbage Room)に逃れた際のハン・ソロのセリフです。
ちなみに、この「Bad feeling about this」というフレーズは、スター・ウォーズシリーズ全般の中で何度も出てくるおきまりのセリフです。うーん、皮肉屋のハン・ソロにぴったりのセリフだと思いませんか?
やったな! だが、うぬぼれるなよ!
Great kid, don’t get cocky — Han Solo
やったな、小僧! だが、うぬぼれるなよ!(エピソード4:新たなる希望 )
ルークが初めてタイファイターを撃墜したときのハン・ソロのセリフです。
この cocky とは、《口語》 気取った; うぬぼれた; 生意気な、という意味です。
思えば、エピソード4でのルークは19歳、ハンからみるとまだまだお子様扱いで、”Kid”って呼ばれていたんですね。その後成長したルークを、信頼する盟友としてハン・ソロが認めるようになるのは周知の通り。
ヤバっ! 僕って射撃の天才かも??
確率? そんなもの知るか!
Sir, the possibility of successfully navigating an asteroid field is approximately 3,720-to-1. – C3PO 小惑星帯を無事に通過できる確率はおよそ3,720分の1です。
Never tell me the odds! — Han Solo
確率? そんなもの知るか!(エピソード5:帝国の逆襲 )
氷の惑星ホスから、帝国軍のスター・デストロイヤーに追い詰められた ハン・ソロ一行。
追手を振り切るために、小惑星帯に逃げ込もうとします。
小惑星帯には無数のデブリが飛び交っている危険地帯。C3POはハン・ソロに、小惑星帯を無事に抜ける可能性は1/3720だと告げるのですが、意に介さないハン・ソロのセリフ。さすが根っからのギャンブラー!ニヤリとさせるセリフです。
わかってる
I know. — Han Solo
(エピソード5:帝国の逆襲 )
クラウド・シティでダースベイダーに捕まり、カーボン冷凍される直前のセリフ。
これは全スター・ウォーズの映画の中でも、特に印象的なシーンですね。
ハン・ソロ..かっこ良すぎます。
チューイ、我が家に帰ってきたぞ
Chewie, we’re home. — Han Solo
チューイ、我が家に帰ってきたぞ(エピソード7:フォースの覚醒 )
エピソード6/ジェダイの帰還から30年、失われたミレニアムファルコン号を探していた、ハン・ソロとチューバッカ。
エピソード7/フォースの覚醒 で、ようやく愛機ミレニアムファルコンに帰ってきたハン・ソロのセリフです。
このシーンは、感動しましたね!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
ハン・ソロの名言、6選をお届けしました。
ハン・ソロの名言はたくさんあるので、選ぶのに苦労しましたが、すべて印象的なシーンばかりです。
2018年5月(日本は6月)に公開されるハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーでは、新たな名言が生まれることも期待したいですね。
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