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ノーベル賞受賞 本庶佑 教授のズシンと心に響く名言「教科書に書いてあることをただ鵜呑みにせず、自分の目でモノを見る」

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研究

こんにちは、茶子です。

嬉しいニュースが飛び込んできましたね!

スウェーデンのカロリンスカ研究所は1日、2018年のノーベル医学生理学賞を京都大高等研究院の本庶 佑(ほんじょ・たすく)特別教授(76)と米テキサス大のジェームズ・アリソン教授の2氏に授与すると発表した

出典:毎日新聞

本庶 佑教授がノーベル生理学 医学賞を受賞したという!

それも、私も含め多くの人が不安に思っているがん、画期的な新しい治療法「がん免疫療法」確立の功績が評価されたというのですから、素晴らしいです!

今日は、そんな本庶 佑教授のすばらしい功績と、記者会見で語った彼のズシンと心に響く名言を見てみたいと思います!

目次

本庶 佑教授の功績~希望の新がん治療薬「オプジーボ」

特にいま体調に不安がなくとも、たとえ病院の先生に「健康体です」と太鼓判を押された人でも

残念ながら私たちの身体の中では、毎日なんと!約5000個ものがん細胞が発生しているそうです。

がんは、細胞のコピーミスから生まれます。
がん細胞は、1日に5000個もできます。

出典:東京都福祉保健局(【厚生労働省委託事業】がん検診企業アクション(現:がん対策推進企業アクション)事務局「がん検診のススメ」より)

とはいえ、私たち人間の身体は良くできたもので、免疫細胞(リンパ球)が毎回毎回、その発生した5000個ものがん細胞を退治してくれているのです。

ところが・・何かのミスでがん細胞が生き残ってしまうことがあります。

そんなひっそりと生き残ったがん細胞が増殖していった時に初めて、「がんです」と病院で診断されるわけですね。

本庶 佑教授のがん治療への功績

これまでがんの治療というと、手術・放射線療法・化学療法という、外から悪い細胞を取り除くという治療が主でした。

しかし、本庶 佑教授は、そんな従来の治療法に新しい風を吹き込みました。

これまでとは全く違うアプローチの「がん免疫療法」確立において、素晴らしい功績を成し遂げたのです。

希望の新がん治療薬「オプジーボ」- 自分自身のがん細胞を攻撃する免疫機能を高める薬剤 – は彼の功績によるもの。

オプジーボとは

オプジーボは、免疫のブレーキとなる「PD-1」と呼ばれるタンパク質の働きを妨げることで、がん細胞を免疫に攻撃させて治療する薬です。

平成26年に皮膚がんの一種の「メラノーマ」の治療薬として販売され、現在では、肺がんや胃がんなどの7つのがんで治療薬として使われ、これまでに国内で2万5000人以上に使われています。

出典:「ノーベル賞 本庶さん がん免疫療法を確立」NHK NEWS WEB

 

オプジーボ は、従来の抗がん剤治療では難しいとされていた患者さんにも効果が期待できるとして、今、世界中で注目されているのです。

本庶 佑教授の名言「自分の目でモノを見る」

そんな素晴らしい功績が認められた本庶 佑教授ですが、記者会見でもまた素晴らしい名言を語ってらっしゃいました。

何か知りたいと思う、不思議だなと思う心を大切にする

 

教科書に書いてあることを信じない

 

本当はどうなっているんだという心を大切にする

 

つまり

自分の目でモノを見る

 

納得する、そこまで諦めない

 

彼が語ったこれらの言葉は、私たちの人生にも役立つ素晴らしい言葉。

そして、とても奥が深い言葉でもありますね。

 

たとえば、「教科書に書いてあることを信じない」というのは、人によっては一見すると過激な言葉にも感じるかと思います。

しかし、これを言える人というのは、そもそも基本をしっかり習得しています。

だからこそ、その ”基本”(教科書)をただ鵜呑みにはしない、という技がつかえる。

つまり、その基本と言われていることに疑問を投げかけ、新しいことを発見したり、応用しオリジナリティなものを作ることができるのです。

本当はどうなっているんだという心を大切にする

「本当はどうなっているんだ?」という疑問は、基本を十分理解したからこその言葉ですね。

 

私たちも、そんな基本のその “先” にある

自分の目でモノを見る

という心を大切にしたいものです。

さいごに

本庶 佑教授、成し遂げた功績も本当に素晴らしいものですが、人生への教訓もしっかり教えて下さいました。

本当はどうなっているんだという心を大切にする

いつもそんな気持ちで過ごしていきたいと思います。

 

研究

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