こんにちは、茶子です。
先日航空祭へ行く際に、ミラーレス一眼が欲しいと思い、キャノンのEOS M100を【Rentio/レンティオ】Canon ミラーレス EOS M100(ダブルズームキット)
そこで、今日はEOS M100の使用レビューと、他機種との比較結果などをご紹介していきたいと思います。
よかったら、EOS M100で航空祭の様子を撮影してきました。是非ご覧になってみてくださいね
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ミラーレス一眼ならではの魅力とEOS M100
EOS M100はミラーレス一眼に位置づけらるカメラになります。
そこでまずは、ミラーレス一眼の魅力から今一度みていきたいと思います。
3大魅力
ミラーレス一眼の魅力って何だろう? どうしてミラーレス一眼が欲しくなるの?
ミラーレス一眼には、大きく3つの魅力があります。
- 高い画質:一般的に、コンデジと比べ 大きなイメージセンサーを搭載しており高画質
- 高い表現力:レンズ交換式ならではの表現力豊かな撮影が可能
- 高い携帯性:一眼レフに比べ、本体のサイズが小さく、高い携帯性を実現
(EOS M100なら高速で大空を舞うブルーインパルスでさえ気軽に撮ることが可能)
(EOS M100で撮ったウルトラマンフィギュア。ボケ感も簡単に出せます)
EOS M100と、G9X Mark Ⅱ(コンデジ)、EOS 6D(一眼レフ) を比較
筆者の体験談
コンデジとミラーレス
私は、普段使い用として、キャノンのコンパクトデジタルカメラ PowerShot G9x Mark Ⅱを毎日持ち歩いています。
G9x Mark Ⅱは、コンデジの中では画質がよい上、非常にコンパクトで持ち運びしやすく、かなり重宝しています。
しかし、同じキャノン製のミラーレス一眼 EOS M100と撮り比べてみると、画質においても表現力においてもEOS M100のほうが勝っていますし、何より撮っていて楽しいです。(これは、センサーの大きさやレンズ交換式ということを考えれば、当然といえば当然なのですが…)
一方、いくらEOS M100が小さく軽量といっても、G9x Mark Ⅱのストレスなく持ち運べる携帯性には敵いません。
(EOS M100とG9X MARK2)
ミラーレスと一眼レフ
以前、キャノンの一眼レフ EOS 6D (当時世界最軽量と言われていたカメラだったと思います)を友人から借り、写真好きな方たちの撮影会に参加させていただいたことがあります。
友人からそう言われ撮影会に臨みましたが
カメラ初心者の私にとっては、最軽量と言われる一眼レフでさえ、とても重く感じたのを覚えています。そんな経験から、レンズ交換式カメラは私には使いこなせないと思ったこともありました。
しかし、EOS M100を使ってみると、その軽さと小ささに驚き、レンズ交換式でも気軽に楽しめるということを知ることが出来ました。
イメージセンサー&本体サイズの比較表
EOS M100(ミラーレス)、G9x Mark Ⅱ(コンデジ)、EOS 6D(一眼レフ) は、実際どれくらい違うのか? 分かり易く、以下2点において比較してみたいと思います。
- 画質を左右するイメージセンサーのサイズ
- 携帯性を左右するカメラ本体の重量とサイズ
(※イメージセンサーとカメラサイズがカメラの優劣決めるということではなく、あくまで比較材料として使用します)
下の比較テーブルから、本体サイズが随分違うこと、イメージセンサーの大きさが違うこと、分かります。
G9x Mark Ⅱ | コンデジEOS M100 | ミラーレスEOS 6D | 一眼レフ|
イメージセンサー | 1.0型 CMOS (13.2×8.8mm) | APS-C (22.3×14.9mm) | フルサイズCMOS(35.8×23.9mm) |
本体重量 | 206g (182g) (ボディ+レンズ) | 302g (266g) (ボディのみ) | 755g (680g) (ボディのみ) |
本体サイズ | 98.0×57.9×31.3mm | 108.2×67.1×35.1 mm | 144.5×110.5×71.2 mm |
本体のサイズや重量が随分違いますね。
上記3機種はどれも発売当時「最軽量」といわれた機種ですが、EOS 6D(一眼レフ)は G9x Mark Ⅱ(コンデジ)の約3.7倍の重さです。
EOS M100(ミラーレス一眼)は意外と軽く、G9x Mark Ⅱ(コンデジ)+100gほどの重さとなっています。
イメージセンサーを見てみると
EOS 6D(一眼レフ)は1番大きいフルサイズを搭載しています。
EOS M100(ミラーレス一眼)は、2番目に大きいAPS-Cのセンサー。そしてG9x Mark Ⅱ(コンデジ)はさらに小さい1.0型となっています。
イメージセンサーは画質を左右する大きな要因の一つなので、できるだけ大きなセンサーを搭載したカメラが欲しいところです。
一般に、センサーが大きいほど、より本体サイズも大きく 価格も高くなる傾向にあるため、どこで折り合いをつけるかが重要なポイントになってきます。
EOS M100(ミラーレス)、G9X Mark Ⅱ(コンデジ)、EOS 6D(一眼レフ)とも、それぞれの良さを持っていますが
ミラーレス一眼ならではの魅力(高画質、高い表現力、携帯性を兼ね備えている)に焦点を合わせて考えると、キャノンのEOS M100は とても良くできたカメラと言えそうですね。
EOS M100について
ここでは、そんなミラーレス一眼 EOS M100の概要を見ていきます
EOS M100は:
- 2017年10月にキャノンから発売された EOS M10(2015年10月発売)の後継機
- 薄型で軽量なボディが特徴(バッテリー・SDカードを含む本体重量は302g)
- 入門機で、シリーズの中では最も低価格
- イメージセンサーやISO感度など、上位機種(EOS M6やM5)と同等の画質機能を搭載した実力派
などの特徴をもっています。
EOS M100 使用レビュー
実際にEOS M100を使用してみた感想を上げていきます。
残念なところ
- ファインダーなし:ファインダー越しに被写体を見たいと思う時や、明るい場所で液晶画面が反射し見づらい時など不便を感じる
- 液晶画面の回転は180度のみ:自撮りはできるが、高いものを撮るときに液晶が確認できない
- 操作性:もう少しボタンやダイヤルでの操作ができるとよい
- シャッター音:シャッター音が気になりなる。音を消すという設定はあるが消えない?
- デザインが微妙:好みによるが、例えば、オリンパスのOM-D Mark Ⅲなどのデザインの方がより洗練されているように感じる
- レンズの数:標準で使えるレンズの数が6つと、人によっては少なく感じる場合も (ただし、別売りのマウントアダプターを付けることで、EFレンズなどの選択の幅が広がる)
- バッテリー:バッテリーが4時間ほどしか持たない(他のミラーレス一眼も同様)
良いところ
上記で散々悪いところばかり上げてきましたが、それらを加味しても、EOS M100には魅力的と思える部分があります。
- 画質がきれい:入門機でシリーズの中でも低価格となっているが、上位機種(EOS M6やM5)と同等の画質機能を搭載したところは魅力的(APS-C CMOSイメージセンサー × 最先端画像処理エンジン DIGIC 7を搭載)
- 携帯性が良い:他ミラーレス機種と比較しても、薄型で軽量な作りはトップクラス
- 高速オートフォーカスが心地よい:動くものの撮影がとっても苦手な私でも、このカメラは撮りやすい
- 手ぶれ防止機能が使える:5軸 手ぶれ補正ではないが、手ぶれがかなり少なく好印象
(EOS M100で、近所に咲く花を撮ってみました。この日は風が強く花も葉もかなり揺れていましたが、ブレることなく綺麗に撮れました)
EOS M100、OM-D E-M10 Mark Ⅲ、EOS M6、α6000.. 気になるミラーレスを徹底比較
ここでは、EOS M100と、他ミラーレス一眼で気になる以下の3機種
- オリンパス OM-D E-M10 Mark Ⅲ
- キャノン EOS M6
- ソニー α6000 ILCE-6000
を比較してみたいと思います。
下のテーブルをみていただくと分かりますが、EOS M100は他機種に比べ、低価格ながら、イメージセンサーもAPS-Cと大きく十分な実力を持った機種といえます。もちろん、オートフォーカス、シャッター速度、手ぶれ補正などは上を見たらキリがないですし、ファインダーがついていないなどの制限はあります。しかし、価格や携帯性を考えると、とてもコストパフォーマンスの良い機種ではないかと思います。
EOS M100 | EOS M6 | OM-D E-M10 Mark Ⅲ | α6000 ILCE-6000 | |
センサー | APS-C | APS-C | フォーサーズ 4/3型 | APS-C |
有効画素 | 2420万 画素 | 2420万 画 | 1605万画素 | 2430万画素 |
連写速度 | 6.1コマ | 9.1コマ | 8.6コマ | 11コマ |
ボディ内 手ブレ補正 | 3軸 手ブレ補正 | 5軸 手ブレ補正 | 5軸 手ブレ補正 | – (レンズ側対応) |
AF センサー | 測距点:49点 (位相差AF) | 測距点:49点 (位相差AF) | 測距点:121点 (コントラスト) | 測距点:179点 (位相差AF) 25点 (コントラスト) |
シャッター速度 | 1/4000 ~30 秒 | 1/4000 ~30 秒 | 1/16000 ~60 秒 | 1/4000 ~30 秒 |
ISO | ISO100 ~25600 | ISO100 ~25600 | ISO100 ~25600 | ISO100 ~25600 |
ファインダー | なし | アクセサリー で実装可 | アイレベル式 OLED | 電子ビュー OLED |
価格目安 ボディのみ (2017/11) | 45,000円 ~ 50,000円 | 73,000円 ~ 90,000円 | 70,000円 ~ 87,000円 | 50,000円 ~ 60,000円 |
(EOS M100で撮影。東京都庁へ差し込む夕日)
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