こんにちは、茶子です。
今日は、なぜ スマホカメラだけではなく コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)や一眼レフも持ちたいのか、についてのお話です。
もっといい写真が撮りたい。コンデジやミラーレス、一眼レフも気にはなる。でも、スマホカメラの性能も十分高いしなぁ。
スマホカメラ以外に、カメラを持つメリットってあるのかな…?
ずっとそんな風に考えていました。
便利で高機能なスマホカメラがあるのに、カメラにこだわりのある人は別として、わざわざコンデジやミラーレス、一眼レフを持ったとしても、活用できる自信がない…
無駄なものは買いたくない…
と。
実際、カメラの市場は、スマホカメラの高機能化やSNSの広がりにともない、2008年を境に右肩下がりの落ち込みを見せています。
CIPAの調査から分かる、コンパクトカメラ市場の深刻な落ち込み。
そんなカメラ離れが続く中、数ヶ月前、あえて私は、キャノンPowershot G9x Mark Ⅱ(コンデジ)を買いました。スマホカメラが大好きだった私が..です。(このカメラを選んで購入にいたるまでの経緯についてはこちら)
しかし、このG9Xの購入をきっかけとし、あらためて、(スマホ以外の) カメラの価値を知ることができました。
そこで
「それでも (スマホ以外の) カメラを持ちたい理由」について、今一度考えてみたいと思います。
便利さではスマホカメラに勝るものなし
スマホカメラの恩恵
現代に生きる私たちは、スマホカメラの恩恵をものすごーく受けています。
例えば
「今ハワイにいます」「北海道きたよー!」
「九州楽しいねえ~ ♪」「今空港、これからオーストラリアに行ってきます」
と言っては
カシャカシャっとスマホカメラで自分のいる場所を写真におさめ ..
1分後には、フェイスブックやツイッター、インスタグラムといったSNSへアップしますね。
あるいは
「子供が産まれました!」「ようやくハイハイするようになりましたー!」
「ほら、いい笑顔 ♡」「可愛いでしょ ♪」
と言っては
おじいちゃんやおばあちゃんへすぐに共有したり。
こんな風に、写真を撮りたい場面は山ほどありますが
便利さといった点で、携帯・スマホに勝るものは、残念ながら今のところありません。
いつでも手元にある。写真を共有する仕組みが確立されている。といったことから、今日も私たちはスマホで写真を撮るわけです。
カメラにおいてもスマホ至上主義
私自身のことを少しお話しすると、つい数ヶ月前までは、完全にスマホ至上主義でした。当然写真も。
趣味のダイビングでは水深30〜40m潜ることもあるので、さすがにスマホという訳にはいかず、OLYMPUSのTough(タフ)というカメラを持っていましたが、地上での写真はすべてスマホでした。
だって便利なんですもん、スマホ。
今でも私の考えはこうです。
面白いものを見つけすぐにSNSへアップし多くの方と共有する、家族や友人に ”たった今” の自分の状況を伝える、こんなときは、スマホ(カメラ) 最高ー☆です。
それでもやっぱり、コンデジや一眼レフを選ぶ理由
ではなぜコンデジやミラーレス、一眼レフといったカメラを選ぶのか?
それは、以下の二つの点にあると思います。
- より美しい写真が撮れる
- 写真1枚1枚への、自分にとっての価値(思い入れ)が上がる
より美しい写真が撮れる
スマホカメラがいくら高性能になったとはいえ、やはり、コンデジ/ミラーレス/一眼レフには敵わないです。
たとえば、スマホと比較してコンデジは、より:
- 画質を左右する光をしっかり取り込む大口径レンズを搭載している
- 高画質化を図るべく大型センサーを搭載している
- レンズやセンサー、それぞれの特徴の組合わせによる、美しいボケ感の演出が上手い… etc.
ハイエンドモデルのスマホが、たとえ高性能なカメラを搭載していても、現時点ではコンデジには勝てません。
スマホでは残念な写真になってしまっても、コンデジではバッチリ撮れていたということも、決して珍しくはありません(私自身のキャノン G9x Mark Ⅱの経験)
さらに
ミラーレスなら、小型な上 レンズも交換できるので、より多くのシーンに対応した美しい写真を撮ることが可能になるでしょう。
一眼レフなら、大きくて持ち運びには難があるものの、その早いシャッタースピードで、たとえ動くものでも、まさにその瞬間を切り取ることが可能でしょう。
写真1枚1枚の価値(思い入れ)が上がる
もう1つ、(スマホ以外の)カメラを持つ理由に、写真1枚1枚への思い入れが強くなり、撮った写真を大切にする
ということが挙げられます。
スマホ以外のカメラで撮った写真への思い入れが、より強くなる理由には幾つかあります。
例えば
自身の撮ったきれいな写真に惚れる
- カメラの性能の違いにより、上記でお話ししたように、よりきれいな写真が撮れるようになります。
- きれいな写真を見ると、テンションが上がりますよね。元気になったり嬉しくなったり。
- そんなきれいな写真を撮ったのが、他でもない自分だとしたら…
その写真は自分にとって価値のある一枚となるでしょう。スマホでとりあえず撮った写真と違って、大切に保存したくなりますね。
写真を撮る心構えが変わってくる
カメラを持つと、不思議なもので、スマホで撮るときより 気合が入ったりしませんか。
両手でしっかりカメラを構え、ファインダーやスクリーンを通して、被写体をねらう。。。
そうやって撮った被写体には、スマホで簡単に撮るものよりずっと思い入れが強くなったりします。
当たり前な話ですが、そもそもカメラとスマホでは、本来の用途が違うため、形状も違います。
写真を撮るために生まれたカメラの形状は、私たちの心を、写真を撮る準備へと いざなってくれるのです。
そんな風に、準備と気合を入れてとった一枚は、やはり自分にとって価値ある一枚となります。
家族との思い出、子供の成長記録、大切なあの人との記念日、貴重な旅の思い出
価値ある一枚として保存しておきたいものですよね。
さいごに
スマホカメラが良いのか、あるいは、コンデジ、ミラーレス、一眼レフが良いのか… それは、それぞれ用途や被写体によって違ってきます。
SNSでの共有には、やはりスマホカメラが便利でしょう。
大切な時を残しておきたい場合には、使うシーンによって、コンデジ、ミラーレス、一眼レフの中からカメラの得意分野を考え、選ぶと良いと思います。
かけがえのない瞬間を切り取り残してくれる、生活に彩りを与えてくれる、大切な思い出を作ってくれる…
写真って奥が深いです。
あなたが目にした ”その瞬間” は、二度とやってきません。
大切な瞬間を逃さず、カメラに収めていきたいものです。
とはいえ…
カメラが欲しいと思っても、コンデジ、ミラーレス、一眼レフ… 自分にとってどのカメラがベストなのか迷ってします…
ベストなカメラを探すヒント お時間があれば下記の記事もご覧になってみてください。
コメント