こんにちは、茶子です。
今朝、テレビをつけると、衝撃的な映像とニュースが目に飛び込んできました。
私は、今年(2019年)首里城を訪れ、その美しさにあらためて心奪われ、この冬にでもまた訪ねてみようと考えていたところでした。
今回の火災は、何だかまだ夢の中の出来事のようで信じられません。
そこで、首里城の火災の情報や首里城の歴史を、まとめてみることにしました。
また、2019年5月に訪れた首里城の思い出も、写真とともに振り返ってみます。
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- 2019.10.31 在りし日の首里城、イメージギャラリーを追加
首里城が燃えた – 火災と消失の情報
首里城の火災は、2019年10月31日午前2:40ごろ発見されました。
首里城 警備員からの通報により、すぐに消防が駆け付けます。
しかし、木造の建築物である首里城の火の勢いはおさまることなく、正殿・北殿・南殿・書院が全焼、主要7棟 約4800平方メートルが焼失というかたちとなりました。
沖縄の人々にとって、首里城は神様のような存在。
炎を上げる首里城を見ていた近くの宮里トヨ子さん(84)は「私たちにとって首里城は神様みたいな存在。涙で言葉が出ない」と声を震わせた。
出典:朝日新聞
観光で訪れるだけの私たちでさえ、その存在感に魅せられ、今回の火災は大変ショックで言葉になりませんが、沖縄の方にとって本当に残念で悲しい出来事となってしまいました。
首里城火災の緊急情報などについては、以下の那覇市の公式ページも参考にしてください。
沖縄のシンボル 首里城の歴史
ここで、あらためて首里城の歴史を簡単に振り返ってみます。
首里城は、沖縄県那覇市首里金城町にあるお城。
琉球王国(1429~1879年)の王の住まいであり、政治や外交、そして文化の中心地として栄えました。
戦前は旧国宝にも指定されていましたが、1945年(昭和20年)の沖縄戦でアメリカ軍の攻撃により建造物はすべて焼失。
1972年の沖縄県の日本本土復帰とともに復元工事が着手されます。
そして、1992年、沖縄の本土復帰20周年を記念し国営公園として復元されました。
2000年には九州・沖縄サミットの夕食会も開催され、世界遺産としても登録。
2018年11月29日に、正殿の漆の塗り直し作業が完了し
2019年2月1日には、首里城公園新エリアとして、淑順門(しゅくじゅんもん)、女官居室(にょかんきょしつ)、世誇殿(よほこりでん)、白銀門(はくぎんもん)、寝廟殿(しんびょうでん)、美福門(びふくもん)などが開設されたばかりでした。
2019年沖縄旅行でみた首里城の魅力
私が首里城を最後に訪れたのは、2019年5月のこと。
2018年11月29日に漆の塗り直し作業が完了した正殿や、2019年2月1日に新しく開設された新エリアを見ることを楽しみにしていました。
そして実際に訪れた首里城は、本当美しく、鮮やかな朱色でお色直しされ輝いていました。
夜にはライトアップされた首里城も見に行きました。
残念ながら中に入ることはできませんでしたが、近くまで歩いていき、幻想的に照らされた首里城を眺め楽しむことができました。
首里城の復興計画
首里城の復興計画は順調に進んでいます。
首里城正殿の復元整備工事は2022年11月に起工式を迎え、現在は2026年の完全復元を目指して進行中です。
首里城の復興は沖縄の歴史と文化の再生にとって重要なプロジェクトです。その進行状況に注目し続けていきましょう。
首里城の思い出-写真ギャラリー
消失の半年前、2019年5月に訪れた際の首里城の姿です。
さいごに
今日は、とても悲しく残念な首里城の火災についてお伝えしました。
首里城については、また何かお伝えしたい情報や写真などがあればまとめ、随時本記事を更新し共有していきたいと思います。
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