こんにちは、茶子です。
「どうしよう?!英語が話せない!!」と焦ることはありませんか。
例えば
- 民泊で外国人ゲストを迎えることになった!
- 働いているレストランに外国人が来るように!
- 外国人が同僚になった!
- 急に海外出張が決まった!
こんな状況で、どうすれば良いか分からない!誰か助けてー!と思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
すぐにでも外国人とできるだけ円滑に英語コミュニケーションをとれるようになりたいという人のために、効果的な2つの方法をご紹介します。
英語は”付け焼き刃”では上達しない
先ほど「すぐにでも」と言っておきながら心苦しいのですが、最初に現実をお話ししなければなりません。
「英語習得までの道」の現実
時々「英語が短期間で習得できる!」というような(誇大?)広告も見かけますが・・
筆者自身も、英語がペラペラな友人・知人の経験を聞いても、”付け焼き刃” 的な学習で英語を習得することは難しいです。
自分自身で本当に「あー英語が上達したな」「外国人と英語で話していてもフラレストレーションを全く感じないな」と思えるようになるまでには、
それなりの時間と労力が必要になります。
英語習得に必要な時間と労力
具体的な勉強時間として、大人が英語を習得するには、最低でも2200時間は必要というデータもあります。
必要な労力としては、まず文章を組み立てられるだけの最低限の文法知識を頭に入れる。そして、もちろん語彙力も必要です。これらがなければ、正直、日常会話もままなりません。
また、たとえ学生時代に英語の勉強がデキたという人でも、十分なアウトプット練習がなければ、実際の会話は難しく感じることもあるでしょう。
私の同僚で、有名難関大学を卒業し学生時代は英語の成績が良かったという人たちがいましたが、実際の英会話の場面で苦しそうにしているシーンを何度も目にしました。
これは、大人になってから英語を勉強した経験のある人は十分実感しているかと思います。
はい、たしかに大変そうって思いますよね。でもここは正しい方法でコツコツやっていくことが、実は英語上達への一番の近道だったりします。
とはいえ・・
わかってるけど、それでもすぐに英語が必要なの!という時はありますよね。
冒頭でお話ししたような・・
- 民泊で外国人ゲストを迎えることになった
- 働いているレストランに外国人が来るようになった
- 外国人が同僚になった
- 急に海外出張が決まった
などというような状況のときですね。
ここからは、そんな緊急事態のときに簡単に短期間でできる英語コミュニケーション力の身につけ方を、筆者の経験からお伝えします。
それでもすぐに英語を使いたい!緊急事態はこの2つの方法で乗り切る
大切なことなのでもう一度言います。
前章でも書いたとおり、英語の習得には時間がかかります。ですから普段から「英語学習や英語に触れることを習慣にする」ことが基本。
その上で、短期間で英語の力を少しでも伸ばす必要があるときは、ぜひ以下のことを試してみてください!
方法1:英語フレーズ集を暗記する
接客英語、ビジネス英語、日常会話などは、書店へ行けばたくさんのフレーズ集が所狭しと並んでいます。
1冊あたり1000円前後と英語への投資としてはとても安い価格ですので、ぜひ1冊買ってみてください。
汎用的な英会話集より、今すぐに必要なフレーズが載っているものが良いでしょう。とりあえず1冊で十分です。
そして本の中から「このフレーズは使いそう」というものだけをピックアップし、頭に入れていください。
これが、1つ目のやるべき事です。
英会話の超簡単フレーズについては、以下の記事でも紹介しているのでこちらも良かったらチェックしてみてください。
もう一つ重要なことがあります。
実はフレーズを知っているだけでは、いざ実際に話す場面になると、そのフレーズが上手く口をついて出てこないことが多々あるのです。
方法2:日本語脳から英語脳へのチューニング
知っている英語表現が、自然と口から出てくることが理想。
そのために重要なことが、脳の日本語モードから英語モードへのチューニングです。
東京大学大学院教授 酒井邦嘉 氏は、こう言います。
日本人が英語を上手く話せないのは、脳が日本語にチューニングされているせいからです。
その脳で英語を聴けば日本語のように聞こえるし、英語を話すときは日本語のように話してしまう。英語が上達しないのは、センスがないからではなく、むしろ優れた日本語感覚を持っているからなのです
出典:Sakai Lab, The University of Tokyo
そう、私たち日本人が英語を上手く話せないのは、脳が日本語モードにチューニングされてしまっているせい。
つまり、私たちの脳を英語モードにチューニングしてあげれば、英語を使えるようになるのです。
次の章で具体的にみていきます。
チューニング (tuning)とは、ラジオの周波数などを「調整」するという意味ですね。
ここでは、普段使っている「日本語脳」から「英語脳」にモードを切り替えるということになります。
短期間に英語脳へチューニングするための3つの方法
前章で、英語フレーズを暗記しただけではダメで、日本語脳を英語脳にチューニングすることが必要とお話ししました。
この具体的なチューニング方法として、今回は、最近筆者も実践した3つのやり方をご紹介していきます。
ここでしっかりチューニングを行うことで、短期間でも「英語を話すことがグッと楽になった!」と感じることができるはずですので、ぜひお試しを!
チューニング方法1:スタディサプリで練習
「
以下の紹介記事でも書きましたが、
パソコンやスマホで1人で学習できる「スタディサプリ」はかなり優秀、そして実際に重宝します。
私自身もスタディサプリが好きで使っていますが、特にオススメな点としては以下の3つ
- ストーリー性のある物語を通し楽しく学べる
- リスニングはもちろん、ディクテーション、発音レッスン、重要表現を応用したスピーキングなど、最短効率で英語を習得できる仕組みの搭載
- すきま時間の利用で学習できるため忙しくても続けられる
スタディサプリENGLISHは、毎日少しずつ学習することで英語上達の実感を得ることができる教材。
このため本来は毎日やったほうが良いのですが、実は今回のような短期学習で使いたいときにも効果を発揮します。
最近、私自身しばらく英語学習をお休みした後に、「スタディサプリENGLISH」を1週間ほど集中的に使ってみました。
そして「緊急に英語が必要な場面」にも役立つ優秀なアプリであることが実感でき、本当に驚きました。
なぜ「スタディサプリENGLISH」が、短期学習でもこんなに効果を発揮したのだろう??
と考えてみました。
先ほどお話したように「スタディサプリENGLISH」には最短効率で英語学習ができる仕組みが搭載されています。
どうやら、この仕組みが鍵のよう。
スタディサプリENGLISHでは、人間の様々な感覚(目・耳・声・手など)をつかって学習することになるため、短期間でも英語が身体に浸透するようです。
実際、スタディサプリのように「人間の五感を使う学習の重要性」については脳科学などでも言われていますね。
ですから、すぐに英語を話したい!という時間のない人にも、とてもオススメできる英語教材です。
ちなみに、無料のお試し期間があるため、その間だけ使うこともできます。
今なら、期間限定で月額ディスカウントやAmazonギフト券プレゼントのキャンペーンをやっています。人数限定のようなので試したい方はお早めにどうぞ。
チューニング方法2:海外ドラマ学習を実践
上記で紹介した「スタディサプリ ENGLISH」だけでも十分効果を実感できると思いますが
1週間という超短期間の中で英語脳にチューニングしたい!という場合には、少しでも多くの時間、英語に触れるようにしたいところです。
そこで登場するのが、疲れているときでも楽しく学べる海外ドラマ学習です。
まずは、自分が本当に面白いと思えるドラマを1つ選んでください。
そして、そのドラマを繰り返し集中して観て下さい。また、ジム・通勤・家事・子育てなどの合間にも、出来るだけドラマの会話を流して聴くようにしてください。
海外ドラマ学習手順について、詳しくは以下の記事で解説しているのでチェックしてみてくださいね。
チューニング方法3:外国人と話す
3つ目としてやっていただきたいのが、外国人と実際に話すこと。
え、外国人と英語を話せないから困っているのに、外国人と話せとはどういうこと?
つまり、本番では出来るだけスムーズに会話を進めたいので、本番前に実際に外国人と話す練習をするのです。
ただ、人それぞれ状況によっては、すぐに外国人と話す機会を得ることはハードルが高い場合もあるかと思います。その場合は、前章で紹介した「スタディサプリ ENGLISH」と「海外ドラマ学習」に集中して下さい。
さて、どうやって 会話をしてくれる外国人を見つけるかですが
私なら自分の置かれている状況ごとに、以下のような方法で外国人と話します。
英会話スクールの無料レッスンを利用する
英会話スクールでは、無料体験レッスンを実施しているところがたくさんあります。
もしお近くに英会話スクールがあれば、ぜひレッスンを受けてみましょう。
無料で少しでも英語に触れられるのなら儲けもの。何校かレッスンを受けることができれば、トータルしてかなりの英語量と接することができます。
オンライン英会話の無料体験を利用する
オンライン英会話の無料体験レッスンなら場所を選ばず気軽に英語が話せるため、便利ですね。
例えば、面倒くさい予約が不要ということで人気のオンライン英会話「ネイティブキャンプ
外国人がいそうな場所に行く
観光地や都心など、外国人がいそうな場所が近くにあるという環境の人であれば、いろいろ言葉の心配をする前にもう外国人がいそうな場所に飛び込んで行ってしまうというのも手です。
以下の記事で、東京で外国人がいる場所を数ヵ所ですが紹介しているので「なんとなくこんな場所に外国人は行くのか・・」という参考にしてみてください。
さて、いくつか思いついた方法を挙げてみましたが・・
それ以外にも、すでに英会話スクールへ行っているのであれば、この機会にぜひ集中してレッスンを取ると良いでしょう。
あるいは、外国人の友達や知り合いがいれば、この機会に思い切って英語で連絡をとってみるといいかと思います。
ただ先ほどお話ししたように、これらのことが難しいようであれば、時間も限られているため、「
いよいよ英語を話す当日!本番で気を付ける事とは
さて、ここまでご紹介した方法で、短期間のなかでも目一杯英語漬けの日々を送ったあなた。
もう自信満々でしょうか?
たとえもしまだ自信がなくても、心配しないでくださいね。
本番でどうしよう~!? と心配していても、案外、人間ってどうにか乗り越えられるものです。
1つ注意点です。当日は、これまでの勉強のことは忘れてください。
実際に英語を話すときに重要なのは、文法がどうとか単語がどうとかを考えずにコミュニケーションに集中することです。
日本人は、どうしても英語を話すタイミングで文法や単語を考え過ぎてしまい、これまで自分に身に付いた本来の能力を発揮できない状態になってしまいがちです。
その真面目な性格が、自分で自分自身の首をしめるのです。
重要なのは、話している相手の話しを一生懸命聞いて、自分の表現したいことを身振り手振りも交えながらでも、相手に伝えること。なんだったら、英語の途中でも日本語を使ったってOKです。
そして最も重要なのは、会話とコミュニケーションを心から楽しむことです。
これができれば、きっとあなたの今現在もっている最高のコミュニケーション能力が発揮され、必ず良い形で終わるはず。
ですから本番では「楽しむ」ことに、どうか集中してください。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は、すぐにでも英語で会話する必要が出てきたときの対策として、2つご紹介しました。
- 必要なフレーズだけ頭に入れる
- 日本語モードの脳を英語モードにチューニングする
そして、英語モードへのチューニング方法として、以下の3つをご紹介しましたね。
今回お伝えした方法は、実際に筆者が困ったときに使っていますし、外資系時代の同僚なども実際に実践している方法です。
ぜひ、英語が話せない!どうしよう~!!というときに試してみて下さい。
ではまた!
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