もっと伝えたいことがあるのに、英語だと上手く伝えられない...
外国人観光客に質問されたのに、うまく答えられなかった..
そんな経験はありませんか?
今日は「日本の文化・風習を学習しつつ、必要な英語力も身につけられる教材」をご紹介します。
英語が話せなくて、悔しい思いをしたことはありませんか?
これらは、英語がうまく話せなくてもどかしい思い、悔しい思いをした私の経験です。
外国人観光客に駅への行き方を聞かれた
外国人観光客に道を聞かれたとき、相手の質問はわかるのに、英語が出てこなかった。
もどかしい、そして、悔しいw!
助けたくても助けられなかった
お土産物屋さんで、店員さんと外国人観光客の会話(コミュニケーション)がうまくいかないことを何度も目にした。
助けたいと思うも、自信がなく、心の中でエールを送るだけだった。
日本の事が説明できなかった
海外からの友人数人と地方へプチ旅をしたとき、日本の素晴らしさを案内したかったが、上手く言葉が出てこなかった。
本当は、this beach is very popular for surfing などと説明したかったのに・・・
コミュニケーションを取りたいだけなのに、何とも歯がゆいですよね。どうしたら、英語で案内ができるようになるのでしょう?
英語で日本を案内する教材はまだ少ない
ところで、今やたくさんの英会話スクールがあり、英語教材があり、英語学習アプリがあり..と英語を学ぶ環境はすごく整ってきていますが、、、
英語で日本の文化や習慣を紹介する良い教材や本が、まだまだ少ないように感じます。
そこで、外国人に日本を案内する際どんな表現をつかったら良いか解説している本や教材を探しに、書店へ行ってみました。
幾つも見てまわりましたが、ラッキーにも「外国人がまさに知りたい日本のこと」を扱った本とCDを見つけることが出来たので、紹介していきます。
1つは日本の食べ物や習慣など日本全般を案内する教材。もう1つは東京ガイドを基本に海外観光客に日本の文化やマナーを案内する本になります。
TOKYO CITY GUIDE 観光客をもてなす極上のスポット
「TOKYO CITY GUIDE 観光客をもてなす極上のスポット」は、基本的には、東京という街を案内するための様々な表現が紹介された本です。
といっても、それだけではなく、日本の習慣やマナーを紹介するフレーズなどもたくさん載っているため、東京に住んでいる人でなくとも使える本だと思います。
この本を書いてらっしゃるのは、アメリカ生まれの語学指導者・翻訳者のデイビッド・セインさん。メディアにも出ているので知っている方も多いと思います。
本の中からいくつかフレーズをピックアップしてご紹介します。
Ask for a “morning call”
朝起こしてもらいたい人は、モーニングコールと言えば必ず分かってもらえます。
If you’d like a wake-up call, you will be clearly understood if you ask for a “morning call”.
このフレーズで面白いと思ったのは「モーニングコール morning call」という部分。
モーニングコールという言葉は私たち日本人にはお馴染みの言葉ですが、実はこれは正しい英語表現ではありませんね。
英語では、wake-up call。
たとえば、ホテルなどで「Could you give me a wake-up call tomorrow at six?(6時にモーニングコールをお願いできますか?)」などと使えます。
Don’t park your bicycle in any random area
好き勝手な場所に駐輪してはいけません。とくに、明確に駐輪禁止の表示がある場合には、違反となります
Don’t park your bicycle in any random area, especially at places with signs that clearly say not to, as this is prohibited.
駐輪のルールなんて当たり前のことだから、このフレーズをつかう場面なんてないんじゃない?と、思いますよね。
でももしホテルや民泊などで、ゲストに自転車を貸す場合には、この注意を言ってあげた方が親切かもしれません。
日本は、駐輪にしても駐車にしても、取り締まりがすごく厳しいです。
でも日本の駐輪・駐車事情が、必ずしも海外と同じとは限らないのですね。
そう言えば、このフレーズを読んで思い出したのが、少し前にヨーロッパへ行ったときに見た光景。駐輪ではなく駐車ですが、他人の車にぶつけてでも強引に路上駐車をしている車が非常に多いことにかなり驚きました。
ガイドさんに聞くと、驚くことではなく、それが当たり前の習慣なのだそうです。
国によって随分違いがあることが分かります。
読み物としても面白い本
「TOKYO CITY GUIDE 観光客をもてなす極上のスポット」ですが、ただ表現方法を覚えるだけでなく、読み物としてもとても面白い本です。
以下のように”一石三鳥”で使えます。
- 英語の勉強になる
- 東京のことや日本の習慣・マナーをあらためて考えられる
- 海外と日本の常識のギャップを面白く知ることができる
それでは最後にもう一つ、以下のフレーズをご紹介して本の紹介を終わります。
文章が少し長いですが「なるほどー」と思いました。
日本人の前でお辞儀をするときは、インドでナマステと挨拶するように体の前で手を合わせることはしないでください。
これは日本では一般的でなく、失礼にあたることもあります。
If you bow to a Japanese person, don’t hold your hands in front of you like you would in India when greeting somebody with the word “namasute.” that is not a common Japanese gesture, and can be considered offensive.
私も経験があるのですが、外国の方で混同してしまっていたのか、私に向かい合掌されたことが・・・
「えー!私は仏様ではないのよー」と思いましたw(^^;)
外国人の方に合掌されたら、上記で紹介したことを教えてあげましょう。
ECCの大人が楽しい英語
つづいてご紹介するのは、皆さんご存じ英会話のECCが提供する「大人が楽しい英語」
「大人が楽しい英語」は、CDと冊子で構成された英語教材になります。
大人が楽しい英語での勉強方法
内容は、以下のコンセプトの通り
フジヤマ・サムライ・スシ・ニンジャ・・・ありきたりの日本文化を求めて訪れる外国人に、イメージをくつがえすディープな「日本の今」を”どや顔”で語りませんか?
簡単な英語をつかい、日本のことを紹介できるまで練習していく教材です。
勉強方法は
- (1)聞いて理解する
- (2)シャドーイングやリピーティングで話す練習をする
- (3)会話の練習をする
と、徐々にステップアップし「英語で日本を案内する」を、脳に定着させていくことができます。
すし、ラーメン、デパ地下、ハイテクトイレ..話したい話題が満載の内容!
大人が楽しい英語には、海外の人が興味がある話題で、且つ私たちが話したくてたまらない話題が、たくさん詰め込まれています。
たとえば、一緒にお寿司を食べに行ったときに、「さび抜きにしてもらう?」はどう伝えたらよいでしょうか。
正解は「Do you want your sushi without wasabi?」
難しく考えることはありませんね。中学レベルの英語力しかなくても、一緒に楽しくお寿司を食べられます。
「大人が楽しい英語」には、こんなネタがぎゅっと詰まっているので、難しい勉強には抵抗があるけど外国人と気軽にコミュニケーションをとりたい方にピッタリです。
なにか聞かれるたびに Google 翻訳で調べるより、さらっと言えたほうが”どや顔”できますよ!
ECC 大人が楽しい英語の開発者の声を聴いてみよう
大人が楽しい英語の開発者の声がYoutubeに載っていたので、ご紹介します。
動画に出てくる「日本独特の文化を英語で説明するのは難しい」というのは確かにそうですね。でも、この「大人が楽しい英語」があれば、”どや顔”で日本文化を説明できるようになる日も近いですね! (^^)
おーっほほ
お得なキャンペーン情報
大人が楽しい英語は1巻3,000円ですが、6巻とも興味深い内容のため1巻に絞っておすすめすることができません。ですから今回、6巻セットが割引+特典付きで買えるページを載せておきます。
専用学習アプリ(iOS・Android)が無料で使える
オンライン英会話レッスン5回無料付き
開発メンバーによる学習サポートメール付き
ECCのトラベル外国語ハンドブック(非売品)がもらえる
6巻セット購入割引(通常18,000円が16,200円)
ちなみにこの教材、日本の文化を知りたい外国人からも人気があるのだそうですよ!なっとく。
さいごに
日本の風習、文化を英語で説明できないのは、なにも英語力の不足だけではありません。そもそも知識がないことも理由の一つです。実際、知らないことは、日本語でもしゃべれませんよね?
今回ご紹介した教材は、日本の文化、風習に関するトピックを取り上げていて、英語の翻訳が難しい日本の風習を説明する表現についても学ぶことができます。
外国人観光客をもてなす(ホテル・旅館・民泊・土産物店など)接客で英語が必要な人は、「外国人観光客と英語で話すための英語力と接客英会話上達のための勉強法」の記事もぜひご覧になってみてください。
それでは、また!
コメント