こんにちは、茶子です。
2019年9月27日に「コレド室町テラス(COREDO室町テラス)」に、日本初出店となる台湾の大手書店「誠品生活(せいひんせいかつ)/Eslite Spectrum」がメインテナントとしてオープンしました!
「誠品生活」は「世界一クールな百貨店」とも呼ばれている台湾のお店です。
今回は、「誠品生活」の店舗の特徴と、「誠品生活日本橋/Eslite Spectrum Nihonbashi store」がどのようなお店なのかご紹介します。
誠品生活の読み方は、そのまま「せいひんせいかつ」じゃな。どんなお店ができるのか、楽しみじゃのう
この記事はこんなあなたにお勧めです。
- 日本橋周辺エリアに興味がある
- 日本初出店のお店に興味がある
- 代官山 蔦屋書店、二子玉川の蔦谷家電が好き
- 2019.10.19 オープン直後の写真を追加
- 2019.05.01 オープン日を追記
- 2019.01.13 フロア構成、店舗のコンセプトを追記
誠品生活が、2019年9月27日にコレド室町テラスにオープン
コレド室町テラスのメインテナントとして、台湾で大人気の書店「誠品生活」が日本に初出店しました!
コレド室町テラスの2階のフロアすべて(約2,900m²/約877坪)が「誠品生活」の店舗です。
誠品生活ってどんなお店?
誠品生活の創業は1989年!蔦屋が参考にした?
誠品生活は、台湾を代表するお店として、海外からの観光客も訪れるほどの人気店。
誠品生活は、英語名では「Eslite(エスリート)」と表記します
創業も1989年と古く、あの有名な蔦屋書店も店舗デザインの参考にしたのだとか。
そういえば、誠品生活店舗の感じは、「代官山 蔦屋書店」にとても似ておるのぅ・・
代官山 蔦屋書店は2011年12月5日にオープンしました。
2019年1月時点では、「TSUTAYA BOOKSTORE」が台北に3店舗オープンしています。
当初は、誠品生活を参考にしていた蔦屋が、誠品生活の日本進出より先に台湾に出店したんじゃな
体験型ワークショップが充実
誠品生活の特徴の一つは、体験型のワークショップが充実していること。
最大の特徴は、毎年延べ2億人を動員している様々な体験型イベントの展開です。
アーティストと共に、「誠品生活」でしか体験できない展示やパフォーマンスを、全店舗通じて毎年5,000回以上も実施することで、常に新たなカルチャーの提案を続けています。(出典:「COREDO室町テラス」が2019年秋グランドオープン決定!メインテナントは台湾から日本初進出の「誠品生活|三井不動産)
プレスリリースでも紹介されている、誠品生活の体験型イベントがどのようなものになるのか楽しみですね!
台湾独自のカルチャーと日本独自のカルチャーが組み合わさることで、これまでになかった新しい体験ができるのうでしょうか。
誠品生活の台湾の店舗の様子
レザークラフトや、絵画教室、そして上のビデオでもガラス細工の体験教室の様子(5:17から)が紹介されています。
今後は、商品を購入する「モノ消費」よりも、ワークショップ等での「体験価値」に対して対価を払う「コト消費」が注目されるでしょう。
誠品生活敦南店は24時間営業
誠品生活の敦南店(ドウンナン/Dunnan)駅の書店は、なんと24時間営業です。
こちらのビデオでは、誠品生活敦南店の様子がレポートされています。店内の雰囲気(2:00~)や、フードコートの様子(3:00~)などがわかります。
店内は、立ち読みならぬ、座り読みが許可されているとのことで、多くの人が通路に座りながら本を読んでいる様子が紹介されています。
「小旅行のすすめ」発売中。初めて行った台北にはいろんな驚きがあったけど、ビッグな誠品書店で見かけた、立ち読みならぬ座り読みにはけっこうびっくりした。ちなみに別フロアには誠品音楽もあって、台湾ポップスの試聴が捗る。 pic.twitter.com/HtvRiBjtbf
— POPEYE (@POPEYE_Magazine) 2015年6月23日
自由すぎる書店じゃのうw!
誠品生活は2004年に「アジアで最も優れた書店」に選出
誠品生活は、2004年にアジア版「TIME」誌で、「アジアで最も優れた書店」に選出されました。
先ほどご紹介したビデオを見ても、台北の地元の人々だけではなく、観光客からも愛されているということからも納得できますね。
誠品生活は、書店だけではなく、雑貨店、飲食店、映画館、ホテルも経営しています。
台湾に旅行に行ったら、ぜひ誠品生活に立ち寄るのがおすすめ!店内では、書籍だけではなく、台湾土産として定番のパイナップルケーキや中国茶なども手に入ります。
誠品生活は台湾、香港、中国に合計46店舗を展開
誠品生活は2019年1月時点で、台湾に42店舗、香港に3店舗、中国に1店舗をそれぞれ展開しています。
各店舗は独自の作りになっており、どれひとつとして同じ店舗が無いというのも売りの一つです。
日本の店舗も、誠品生活に出店!
日本の店舗も、頑張っています。「猿田彦珈琲」とタオル専門店「伊織」が誠品生活の店舗にテナントとして出店しています。
猿田彦珈琲
あの猿田彦珈琲が台湾に進出です。猿田彦珈琲株式会社と誠品グループで設立した合弁会社が運営していくそうです。
タオル専門店「伊織」
今治タオルを販売する、タオル専門店「伊織」が、海外進出第一号店を台北にオープン。今後は、中国進出も計画しているとのこと。
日本初出店「誠品生活 日本橋」はどんなお店になるの?
誠品生活日本橋のコンセプトは「くらしと創造のカルチャー・ワンダーランド」
誠品生活のコンセプトはBooks, and Everything in Between.「本と暮らしの間に」です。
「誠品生活日本橋」は、「Books, and Everything in Between.(本と暮らしの間に)」がコンセプトの「誠品生活」ならではの感性で、日本橋の歴史、人々の暮らしの中で受け継がれてきたカルチャーを編集し、台湾発の「くらしと創造のカルチャー・ワンダーランド」として創造的で新しいライフスタイルを発信するプラットフォームになります。
誠品生活日本橋は、台湾発のカルチャーと、日本独自のカルチャーを発信する、これまでになかった新しいスポットになりそうです。
誠品生活日本橋の書店の運営は有隣堂が担当
誠品生活の日本進出一店舗目となる店舗の名称は「誠品生活日本橋」に決定!
三井不動産株式会社と誠品生活股份有限公司との合弁会社である「誠品生活MF株式会社」からライセンス許諾を得て、日本国内で大型書店を運営する有隣堂が「誠品生活日本橋」の書店を運営します。
有隣堂さんは、東京ミッドタウン日比谷のセントラルマーケットの運営も手掛けているんじゃな
誠品生活日本橋のフロア構成は4つのゾーンにわかれる
コレド室町テラス2階の全フロア、約2,900m²/約877坪ものスペースが、誠品生活日本橋となります!
店内は「書籍ゾーン」、「文具・雑貨ゾーン」、ライフスタイル体験型の「セレクト物販・ワークショップゾーン」、そして「レストラン・食物販ゾーン」の4つのゾーンから構成されます。
また、誠品生活日本橋店内ではトークショーや、コンサート等の各種イベントが開催される予定です。
書籍ゾーン
「アジア最高の書店」である、誠品生活のノウハウが存分に投入される売り場。
誠品生活が選び抜いた書籍が、こだわりのレイアウトで陳列され、さらに台湾茶も楽しめるティーサロンが併設されるとのこと。
個人的には、丸善・丸の内本店の売り場が好みじゃが、「誠品生活のこだわりのレイアウト」が楽しみじゃ
文具・雑貨ゾーン
海外のクリエイターがデザインした雑貨や、各種文具が販売されます。
個人的には、台湾製のコスパの良い筆記具などがみてみたいのぅ
セレクト物販・ワークショップゾーン
#誠品生活日本橋 #creema さんの苔のテラリウムが気になる。#コレド室町テラスhttps://t.co/RbmwClykp2 pic.twitter.com/3EAb7OuHzr
— 謎の生物 (@nazo_beinghappy) October 5, 2019
本家、台湾の誠品生活と同様に、「誠品生活日本橋」の最大の特徴は、体験型ワークショップです。 吹きガラスの窯が常設されるとのことなので、台湾由来のガラス細工などが楽しめそうです。
台湾製万年筆の組み立てワークショップなんて渋そうじゃな・・
レストラン・食物販ゾーン
日本初出店の台湾で大人気のフードが食べられるとのこと!
台湾のお茶に、マンゴーかき氷、豆花、小籠包もいいのぅ
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は、誠品生活の特徴と、コレド室町テラスのメインテナントとなる「誠品生活日本橋」についてご紹介してきました。
誠品生活日本橋では、これまで日本にはなかったような新しい体験型イベントが楽しめそうですし、新たな観光名所になる予感もしますね。
当ブログでは「コレド室町テラス」と「誠品生活日本橋」を今後もウオッチし、当ブログでお伝えしていきます。ではまた!
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