こんにちは、茶子です。
今回は、心にグッとささる言葉がたくさん詰まった本『心に従う勇者になれ』をご紹介したいと思います。
この本は皆さんにお勧めしたいですが、特に、複雑な社会環境の中に適応して生きている、でも時々そうやって生きることに息苦しさを感じる女性にぜひ手にとってもらいたい本です。
もちろん、「私は自由にのびのび生きてるわ」という人も、感動する言葉や気づきが多くある本なので、ぜひ本記事を参考にチェックしてみてくださいね (^^)
この記事はこんなあなたにお勧めです。
- 感動をあたえてくれる本を読みたい
- 疲れている。心を浄化したい
- もっと自分に自信をもちたい
本『心に従う勇者になれ』の概要
『心に従う勇者になれ』は、『媚びない人生』などで人気の作家 ジョン・キム氏による最新刊です。2019年3月20日に初版が発行されました。
本書では、「人間は生まれたこと自体が奇跡であり、それだけで選ばれた存在であり、愛される権利がある」と語る筆者による、心に響く100の言葉とその意味が紹介されています。
本のタイトル「心に従う勇者になれ」や、裏表紙の「野良猫であれ」というメッセージに心を奪われ、本書を手にとるファンも多いそう。
パラパラとページをめくり読み進めると・・
まずは中途半端を目指せ
過去に縛られた人生ではなく、未来に導かれていく人生を生きよう
といった、人生の指針となるメッセージが次々と目に飛び込んできます。
ストンと腑に落ちる言葉がなんとも心地いい。
いつも側において眺めたい。
そんな一冊となっています。
著者 ジョン・キム氏のプロフィールと作品の背景
『心に従う勇者になれ』の著者 ジョン・キム氏は、韓国生まれの作家。
本書以外にも、人気となった『媚びない人生』(ダイヤモンド社)や、吉本ばななさんとの共著『ジョンとばななの幸せって何ですか』(光文社)、初の小説『生きているうちに。』(サンマーク出版)など多数の書籍を出版し、ご存知の方も多いかもしれません。
ジョン・キム氏のプロフィールを簡単にご紹介すると、日本に国費留学をし、その後オックスフォード大学などでの客員研究員を経た後、2004年から2013年までの10年間 慶應義塾大学の特任准教授を歴任。
現在はヨーロッパや東京を拠点に執筆活動をしています。
本書を含め、彼の作品からは、ジョン・キムという1人の人間の人生から紡ぎだされた
自分の価値観を大切にし、真の自由を手に入れる
といった一貫したメッセージが伝わり心に響きます。
従順な羊ではなく、野良猫になれ
人生を支える真の自由を手に入れるために・・
そして
大切なのはつねにこの一瞬。今にまさる重みをもつ過去も未来もこの世界には存在しない
本『心に従う勇者になれ』の感想
ここからは、わたくし茶子の目を通してみた『心に従う勇者になれ』の感想と楽しみ方をご紹介していきます。
ポロポロと涙が頬をつたう
私がこの本を手にしたのは、ちょうど1週間の入院を終え家へ帰る途中の書店でした。
このとき私は、これまで当たり前にあった健康という約束(いま思えば約束なんてどこにもないのですが、それまでは健康で過ごせることが当たり前だと思っていました)を脅かされ、今後の生き方についてあらためて考えていました。
ふと目に留まった本書のタイトル・・
「心に従う勇者になれ?」「野良猫 になれってどういうこと?」
弱った私の心の中のわずかな好奇心が、「ねえ、この本を手に取ってみなよ」と囁いた気がしました。
そこで本書を手にとりペラペラと眺めてみると・・
書店という公共の場にも関わらず、ポロポロと涙が頬をつたい流れていきました。
本書には決して難しいことは書かれていません。
ただ眺めているだけで、「ああ、そうだよね」と腑に落ち、心の奥底に響く言葉がたくさん並べてあります。
キャリアウーマンの友人も感じた「自由に生きる」ということ
良い本だなと思い、自分用に一冊購入、そして仲の良い友人にももう一冊買ってプレゼントすることにしました。
彼女は、起業しバリバリとビジネスをこなすキャリアウーマン。
優しい旦那さまとお母さん想いの息子さんに囲まれ家庭も順調。まさに絵に描いたような理想の人生を送っていました。
そんな彼女から、本を読んだ感想として意外な言葉を聞くことができました。
「茶子ちゃん、本ありがとう!すごく感動したよ!」
「私が一番好きだった言葉は、『みんなに好かれる必要などない』だった。私気付いたの!私はこれまで周りの目を気にするあまり自由に生きてこなかったのかもって・・」
ハタから見ると、とても自由にたくましく生きているように見える女性ですが、彼女なりに何か息苦しさを感じて生きているところがあったのかもしれません。
そんな彼女の言葉をきいて、あらためて、著者 ジョン・キム氏の『心に従う勇者になれ』という熱いメッセージ が聞こえたような気がしました。
人それぞれ、その時の状況に合わせ楽しめる本
本書に綴られた100の言葉、人それぞれ状況によって感じるものが違うかと思います。
また同じ人でも、おそらく今日受けとったメッセージと、1年後同じ言葉から受け取るメッセージは違った意味合いになっているかもしれません。
本書は、その時その時のシチュエーションに応じて楽しめる本。
何も考えず、ただ開いて、眺めて、そして楽しんでください。
長い人生のなか何度も手に取りたくなる本かもしれませんよ。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今日は、ジョン・キム氏の最新刊『心に従う勇者になれ』についてお伝えしてきました。
最後に、”今の” 私がこの100もの魅力的な言葉の中から一つを選ぶとしたら?をご紹介しておわりにします。
今日まで生きてきた、その一点だけでも誇りを持つに値する
出典:心に従う勇者になれ キム・ジョン(Kim John)
たしかに私たちは時々、誰かと比較し劣等感を持ってしまうこともあるかもしれません。
でも、私たちは生まれたこと自体が奇跡であり、今こうやって生きているだけで素晴らしい。そして、それを誇りに思える。
この原点に帰るだけで、最強の自分になれる
そんな風に思います。
コメント