こんにちは、茶子です。
今日は、英語嫌いを克服する方法というテーマで書きたいと思います。
英語が嫌い、苦手と思っている人は、やっぱり何とか克服したいですよね?
ただ、私もそうでしたが「英語が苦手、克服しなきゃ」とただ漠然と考えていても、時間ばかりが過ぎてゆきます。
また、「とにかく勉強」と根性論でただ勉強しても、英語上達への道をたどることは容易ではありません。
でも大丈夫。今回紹介する3ステップで英語と向き合い、勉強のコツを押さえ学習を進めていけば、英語が好きになりそして上達していくはずです。
以下のような紆余曲折な英語経験をもつ筆者と一緒に英語嫌いを克服していきましょう!
- 学生時代は英語の勉強が大嫌い
- 大人になっても英語を話せず
- 外国人はエイリアンのように怖いとさえ思い
- 英語とは一生縁はないと考えた・・
ところが
- なぜか突然外資企業に入ることになり
- 絶対受けたくなかったTOEICで800以上取得の指令が・・
英語ができると世界が広がる
まず最初に、英語を習得したその先の未来をイメージしておくことはとても大切です。
そこで、英語ができて一般的に得することを見ていきます。思いついたまま書き出してみますね。たとえば・・
- 外国人の友達ができる
- 外国人の恋人ができる
- たくさんの国の文化に触れられる
- 海外旅行でどこに行っても困らない
- 海外の人に日本の良いところを案内できる
はい、まだまだありますよ(^^)
- どんな情報にも(たとえ英語でも)アクセスできる
- 洋書が原書のまま読める(もう翻訳を待たなくていい!)
- 映画を字幕なしで観られる(なんだったら公開前に観ることだって可能!)
- 外資企業で働ける
- 給料が上がる
- etc..
ね、パッと思いついただけでこんなにあります。
英語を習得できれば、日本語だけの世界にいるより、可能性の扉が広がっていくことが分かりますね。
筆者の英語体験談
ここで、英語が大嫌いで心を閉ざしていた筆者が、英語を話すことになったことで少しづつ世界が広がっていく・・そんな体験談をご紹介します。
英語が大嫌いだった学生時代
私は学生時代、それはもう、すごく英語が嫌いでした。
実はそもそも「英語嫌い」の前に、英語担任の先生が苦手でした。結果、英語の勉強もしたくないと思ってしまいました。
先生を苦手だった理由は、簡単に言うと、私の英語の成績をめぐり誤解が生じ、私にとっては理不尽な形で怒られたりビンタされたりしたこと。
英語担任から「おまえは、わざと英語の勉強だけサボっている。嫌がらせか?成績が良くて(他の先生に)チヤホヤされてるからっていい気になるな!」と怒鳴り散らされました。
私としては ”いい気になるつもり ”も ”英語だけをワザとサボるつもり” も全くありませんでした。しかし英語担任は、私がワザと(嫌がらせで?)英語(テスト)の成績を下げていると思ったようです。
そして、私からは理不尽としか思えないことで、怒られたりビンタされたり・・。
結果・・ 先生は怖い ⇒ 英語が嫌い ⇒ 先生が怒る ⇒ ますます英語が嫌い・・という負のスパイラルに入ってしまったのです。
「英語の先生は怖い。英語はつまらない」というトラウマのような強い負の感情を抱えてしまい、学生時代はとにかく英語から遠ざかりたいという気持ちでいっぱいになりました。
正直、大人になった今考えると、10代の頃の私は子供だったと思います。
理不尽に怒ったり殴ったりする先生のことは無視して、自分のペースで英語を勉強すれば良かったと、今なら思えます。でも、当時はそういう考えには至らなかったのです。
まあまあ、こんな風に学生時代ずっと英語嫌いできたわけですから、もちろん大人になったって話せるわけがありません。
多様な文化の中で働きたい
ところがある日「多様な文化の中で働きたい」という思いから外資企業へ勤めることになります。
日本という世界だけでなく、もっと広い世界をみてみたいという思いからの転職です。
外資企業でどんな仕事や生活を送ってきたかについては、ここでは長くなってしまうので、また別記事で書きたいと思います。
どうやって外資企業へ入ることができたのか、外資へ入る前後のプロフィールについては、以下の2記事で少し紹介しています。よかったらご覧になってみて下さい。
さて、学生時代から英語が大嫌いでまったくできなかった筆者ですが、外資企業への転職をきっかけに英語をつかい外国人と交流をするようになりました。
すると、そこからグンと世界が広がっていくことになったのです。
英語で広がった世界
仕事では、それまでの私では到底会うことのなかった海外の大手企業の社長や、マネージャークラスの人達と話をするようにもなりました。
- 【名言から学ぶ英語】エイブラハム・リンカーンの名言5選と、あるひとつのエピソードの記事中の 「備えていたら、本当にチャンスが来た話」の章でも、このエピソードをご紹介しています。よかったらご覧ください
普段の生活では、今までクヨクヨ悩んでいたことも「まだまだ広い世界がある」と知ることで、自分の悩みなんてちっぽけだと思うことができるようになりました。
友人関係では、日本に住んでいる友人達とは一緒に旅をしたり食事をしたり、海外に住んでいる人ともお互い行き来するなどの交流をするようになりました。
こんな感じで、英語でコミュニケーションをするようになると、次第に、日本語の中だけで暮らしていた時には体験できなかったことができるようになっていったのです。
英語嫌いを克服する最初の3ステップ!
英語を話すだけで人生の選択肢が増え世界が広がっていくと思うと、わくわくしませんか?
英語が苦手な人は、ぜひここで克服し、世界を広げていきましょう。
それでは、ここから、苦手を克服するステップへ入っていきます。
冒頭でもお話ししましたが、苦手なことを漠然と「克服しなきゃ」と思っても、ただ闇雲に「とにかく勉強する」という根性論で解決しようとしても、空回りするばかりで上手くいきません。
まずは、”苦手”の分析と、克服後の未来を思い描くことが大切です。
たとえば
- なぜ英語嫌いを克服する必要があるのですか?
⇒ もし克服すべき大きな理由がなければ、わざわざ好きでもないことをやる必要はないです。好きなことに時間を割きましょう
- なぜ英語に苦手意識を持ってしまうのか?
⇒ 外国人がこわい?・・英語を苦手と思う理由が分かれば、解決策も見えてきます
- 英語嫌い克服後にはどんな未来が待っていますか?
⇒ 外国人の友達ができる。昇給が望める・・克服後の未来を明確にイメージすることは、克服を助ける大きな力になります
ここから、より詳しく、上記の分析と未来へのイメージの各ステップをみていきます。
[1] なぜ英語嫌いを克服する必要があるのか?
なぜ英語嫌いを克服したり、英語の勉強をする必要があるのでしょうか?
前章でも書きましたが、もし克服すべき大きな理由がなければ、わざわざ好きでもないことに、あなたの大切な時間を割く必要はありません。
時間には限りがあります。他のやるべきこと(やりたいこと)に時間を使って下さい。
でもきっと、ここまで読んでくれたあなたには、克服する理由があるのだと思います。
たとえば、おそらく
- 学校の英語の授業やテストで良い点をとる
- 仕事や自分の世界を広げるために外国人と話せるようになる
- 会社の昇進や昇給のためにTOEICを受験する
などでしょうか。
こんな風にまずは「なぜ英語嫌いを克服する必要があるか」をしっかり頭に入れておいてください。
[2] なぜ英語に苦手意識をもってしまうのか?
次に、「英語嫌い克服の必要性」を感じていながらも、なぜ英語に苦手意識をもってしまうのか、見ていきましょう。
これから上げることは一例です。苦手意識の理由は人それぞれですから、自分自身の心に耳を澄ませてみて下さい。
学校の英語授業がきらい
英語の授業に苦手意識をもってしまうこともあるでしょう。
たとえば、私のように、学校の英語担任の先生が苦手という人もいるかもしれません。あるいは、英語そのものに魅力を感じないのかもしれません。
中には良い先生もたくさんいますが、義務教育では、生徒が先生や授業を選べないという社会的問題もありますね。ただ今それを嘆いたところで、何も前には進まないので、ここでは一旦その問題はおいておくことにします。
もし仮に学校の授業がきらいでも、自分で勉強を進めることで英語を好きになることは十分可能です。近くに良い塾があれば活用するのも良いですし、進研ゼミやスタディサプリの中学・高校・大学受験講座を受けるという手もあります。
とりあえず、まずここでは、なぜ苦手意識を持ってしまうのか?という気付きがあることが大切です。
英語を話すのがこわい
英語を話すのがこわい、外国人がこわい、という人はたくさんいます。でも実は、意外と多いパターンが、本人が ”怖いと思っている” ことすら気付いていないことです。
以前一緒に仕事をしたプロジェクトメンバーの中に、仕事はとてもデキるのに英語が話せない人達がいました。
彼らは、プロジェクトで協力し合わなければならない外国人たちを ”無視” して仕事を進めました。「外人だから、彼らに日本の会社の事情なんて分からない」と。
日本人は、完璧を求め過ぎる傾向にあります。そして、その高いプライドがコミュニケーションの邪魔(本当は話せるのに話さない)をするのです。
そんなプライドなんて捨ててしまえばいい。話すことが怖いと認めてしまえば、恐怖心も和らぎます。
TOEICのスコアが上がらない
TOEICって、かなり疲れますよね。私も受験してみて感じたのですが、まあ苦しい。TOEICが好きという人は頭がおかしいのではないかとさえ思ってしまいます。(^^;)
TOEICを苦しいと感じるのは、2時間集中しなければならないということも原因の1つかと思います。よほど余裕のある人でもなければ「あー今晩何食べようか」なんて考えたとたん、英語の問題を聞き逃してしまいます。
そして、会社でTOEICのスコアが何点以上なんて決められた日には、もうプレッシャーでいっぱいになりますよね。
でも、TOEICに苦手意識があっても大丈夫です。だって皆そうなんですから。勉強のコツを押さえ粛々と取り組んでいけば、スコアアップは難しくありません。
[3] 英語ができるとどんな未来がまっているか?
さいごに、英語ができる(話せる)ようになると、あなたにはどんな未来が待っているか想像してみましょう。
妄想でもかまいません。
たとえば
テストで高得点を取って、先生や友達から羨望の眼差しで見られるのも気持ちいいですね。
外国人の友達をたくさん作って、日本と海外の両方で生活していくのも良いかもしれません。
あるいは、TOEICで高得点をとって、仕事の面接でスコアを聞かれた時「おりゃー私の点数はこれじゃー」と鼻高々に言うのも気持ちよさそう・・・
ちょっと妄想が飛躍しすぎたかもしれませんが(^^;)・・
たとえば、毎日の生活を考えてみても・・
英語の雑誌やインターネット情報を読めるようになると楽しいですし、海外ドラマも字幕なしで観た方がラクですよね。
こんな風に、英語ができる近い未来の自分をイメージすることが、とても大切です。
[まとめ] 分析&未来イメージで英語は好きになれる!
ここまでの3ステップで、克服すべき理由、苦手意識の分析、英語ができる未来を想像できていれば、もう大丈夫です!
あなたはもう、英語上達へのレールに乗ったも同然。ここから上達への道を着実に進んでいくことができます。(^^)
もし途中で挫折しそうになったら、今回行った分析や未来のイメージを、もう1度思い出してみて下さい。
英語を上達させる勉強のコツとは
さて、では具体的に英語を上達させるためにどんなふうに勉強をしたらいいのか。
勉強の内容は、達成したいこと(学校の授業、TOEIC、外国人と話す)や、現在の英語レベルによって、個人ごとに異なってきます。
しかし、目的を達成するための重要な2つのコツがあります。誰にも共通して言えることなので、参考にしてみて下さい。
メインの教材を決める
勉強するときは、あれもこれもと手を出さないことが重要です。
私はこれまで、例えば資格試験で、高いキャリアを持ち優秀と言われる人たちが、受験に失敗したり、合格までに時間が掛かってしまうところをみてきました。
彼らの敗因は、同時にあれもこれもと多くの学習教材に手を出してしまったことです。
基本は1つの教材に集中する
まずは、1つ自分にとって「これだ」と思える勉強をメインに決めて、進めていきましょう。
例えば筆者なら
- 学校の英語を得意にしたいなら「スタディサプリ 中学・高校講座」
- TOEICでスコアアップしたいなら「
スタディサプリ TOEIC対策コース」 - 英会話を上達させたいなら「
スタディサプリ 日常英会話コース」
というように、まず最初に1つメインでやることを決めます。
足りない分の教材のみ追加
そしてメインをやっていくうちに足りないことがあれば、参考書なり、TOEICの模試なり、オンライン英会話や英会話スクールなりを足していくのです。
補足の教材として手軽なところでは、無料スマホアプリを使うというのも良いかと思います。
また、今回はメインとなる英語の教材に、スタディサプリを例に出しましたが、スタディサプリに限定しなくとも大丈夫です。たとえば、英語教材や英語スクールなど他にも方法はあります。
とにかく、自分自身で1番取り組みやすいと思えるものを選び、集中して、とことん使い倒しましょう。
強みを活かして弱点を克服する
英語は、バランス良く伸ばしていくのが理想ですが、人によって得意な部分と弱い部分があるはずです。
弱点
まずは、語彙力が少ない、文法が理解できていない、話すことが怖い、など・・自分の弱点を知りましょう。
強み
次に、自分の強みを見つけて下さい。
たとえば、語彙力は少ないけど話すことは怖くない人は、コミュニケーション力が強力な武器になります。
逆に話すことは怖いけど英単語や文法が習得できていれば、英語の基礎力が素晴らしい強みになります。
強みを活かし弱点を克服
さいごに、強みを活かし弱点を克服していくようにしてみて下さい。
たとえば
話すことが好きなら、どんどん外国人と話しましょう。その時に「この場面で適切な言い回し・単語はなんだろう?」と気付いたら、その単語やフレーズを身につけていくようにします。
単語や文法は勉強したけど話せない人なら、自宅で好きな海外ドラマを見ながら真似て話してください。間違っても大丈夫。自宅なら誰も見ていません。
ちなみに、単語や文法など基礎力はあるのに話せないのは、単純にアウトプット練習が足りないだけです。話す練習をすればすぐに英会話が好きになるはずです。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今日は、英語嫌いを克服するステップと英語学習のコツをご紹介してきました。
ぜひ苦手克服の参考にしてみてください。
さいごに1つ元気のもらえる名言をご紹介しておわりにします。
All your dreams can come true if you have the courage to pursue them. – Walt Disney
追い求める勇気があれば、すべての夢はかなう – ウォルト・ディズニー
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