東京オリンピック

東京オリンピック延期!チケット代は返金されるの?されないの?

東京オリンピックのイメージ

こんにちは、当ブログの調査班「なぞの生物」です。

さて新型コロナウィルス騒動が拡大していく中、ショッキングなニュースが流れてきました。

「新型コロナウィルスの影響で、2020年東京オリンピックが、中止になってしまった場合でも、チケット料金が返金されない?」

というものです。

2020年3月25日に、東京オリンピックが1年程度延期となることが発表されましたが、チケット代は返金されるのでしょうか?

なぞの生物
なんじゃとーーーーー!

開会式や、閉会式などのプラチナチケットが当選して、1枚30万円以上の高額チケットを購入している人もいるはず。

東京オリンピックの人気チケット当選確率は1%台だったそうです。そんなプラチナチケットが入手できた人は、とても幸運!でした。

でも、もしチケットの払い戻しが無くなったら?、、何だか壮大な詐欺にかかったような気分になってしまいますね・・・

  • 2020.03.26組織委員会の発表を追加
この記事の内容
  1. 東京オリンピックのチケットが返金されない理由
  2. 組織委員会は否定しているが、実際はどうなるのか?
  3. 東京マラソンでは参加料が返金されなかった!

東京オリンピックが中止になってしまった場合の影響

多くの人が開催を楽しみにしている、2020年東京オリンピック。

新型コロナウィルスの影響で、”開催延期”ならばまだしも、”開催中止”になってしまった場合の影響は計り知れません。

東京2020オリンピック組織委員会によると、東京オリンピックの開催に向け、官民含めて1兆3500億円もの巨額な費用が投じられてきました。

 

組織委員会、東京都、国の支出の合計金額(抜粋)
恒久施設3,460 億円
仮施設3,160 億円
会場整備(機器類)7,140 億円
オペレーション(人件費)1,390 億円
マーケティング(CM等)1,250 億円
大会運営(人件費)6,160 億円

などの費用です。

これらほとんどの”投資”が、無駄になってしまう・・・

東京オリンピック中止の影響は、それだけではありません。

オリンピック開催期間中に見込んでいた訪日外国人が激減。観光業界だけではなく、日本経済全体に与える影響もまた、とてつもなく大きなものです。

なぞの生物
新型コロナ騒動に加えて、ダブルショックじゃ・・・

雑学博士
もう、ため息しかでないのう・・

東京オリンピックのチケット料金が返金されない根拠とは?

さて、そんな中浮上してきた「東京オリンピックのチケット料金が返金されない」という情報。そもそも、この話はどこから来たのでしょうか?

うわさの元は朝日新聞の記事

その発端は、2020年3月18日付けの朝日新聞の記事です。

新型コロナウイルスの感染拡大を理由に東京オリンピック(五輪)・パラリンピックが中止となった場合、

大会組織委員会が定める観戦チケットの購入・利用規約上、払い戻しはできない見通しになっていることが18日、大会関係者への取材でわかった。

(出典:朝日新聞|「五輪チケット、規約上払い戻しは不可 コロナで中止なら」)


この記事によると・・・

大会関係者?
新型コロナウィルスを理由に
東京オリンピックが中止になった場合でも、
利用規約上、観戦チケットの払い戻しはできない!

なぞの生物
おぬしは誰なんじゃ?

というのです。

すでに598万枚ものチケット(一次抽選 508万枚、二次抽選 90万枚)が販売されており、チケット購入者からは不安の声が上がっています。

なぞの生物
ワシのチケットォがぁ、、不安じゃ(TT)

東京オリンピック観戦チケットの購入・利用規約とは?

謎の? ”大会関係者”が、チケットの返金を行わない理由としている「観戦チケットの購入・利用規約」を見てみましょう。

第46条(不可抗力)

当法人が東京2020チケット規約に定められた義務を履行できなかった場合に、その原因が不可抗力による場合には、当法人はその不履行について責任を負いません。

(22)「不可抗力」とは、天災、戦争、暴動、反乱、内乱、テロ、火災、爆発、洪水、盗難、害意による損害、ストライキ、立入制限、天候、第三者による差止行為、国防、公衆衛生に関わる緊急事態、国または地方公共団体の行為または規制など、当法人のコントロールの及ばないあらゆる原因をいいます

(出典:東京オリンピック組織委員会 観戦チケットの購入・利用規約)

たしかに、この文面をみると公衆衛生に関わる緊急事態については、責任を負わないという記述がありますね。

しかし、(詳しい解釈は法律の専門家に委ねますが)「当法人はその不履行について責任を負いません」という文言だけでは、チケットの払い戻しをしない根拠とすることは難しいという印象を持ちます。

むしろ、これらの文言は、オリンピックの中止(または延期)によって不利益を被った人々から、組織員会が訴えられることを防ぐためのものなのではないでしょうか。

なぞの生物
じつに自分に都合がよい規約じゃ・・・

チケット払い戻し不可を否定する組織委員会

ネットやTVを中心に、騒ぎが大きくなってきたためか、東京オリンピック委員会はこの"うわさ"を否定しているようです。

東京五輪・パラリンピック組織委員会は18日、新型コロナウイルスの感染拡大で大会中止に追い込まれた場合、観戦チケットの代金が購入・利用規約上、返金されないとの見方が広がっている事態について「事実と異なる」と打ち消した。

(出典:日刊スポーツ|「五輪チケット払い戻し不可は「事実と異なる」組織委」)

朝日新聞の記事では、東京オリンピック委員会の関係者に取材したとのことですが、誰のコメントなのかは明記されていません。

今後の朝日新聞の続報が待たれるところですが、

オリンピック委員会が即否定しているということを考えると、、朝日新聞の記事は、フライングで出してしまった記事という可能性も否定できませんね。

なぞの生物
そういえば、こんな記事を予感させる出来事があったのぅ・・

雑学博士
そうじゃ、東京マラソン2020じゃ!

東京マラソン2020では返金なしの前例も

そういえば先日、2020年3月1日に、東京マラソン2020が開催されましたが、新型コロナウィルスの影響により一般ランナーの参加は中止

しかし、大会規約を理由に、参加料金が払い戻されなかったのです。

東京オリンピック開催を控える中、このニュースが大きく報道されたことは、記憶にあたらしいですね。

なぞの生物
それで、参加料金はいくらだったんじゃ?

雑学博士
これじゃ!

マラソン国内 16,200円、海外 18,200円(※事務手数料・消費税込み)
10km国内 5,600円、海外 6,700円(※事務手数料・消費税込み)

なぞの生物
オリンピックにくらべると、まあ、お安いのぅ。

東京マラソンで返金なしの理由は「エントリー規約」

運営の判断により、一般ランナーのエントリーを中止したにもかかわらず、参加費が返金されなかったのはなぜでしょう?

東京マラソン2020のエントリー規約にその答えがありました。

東京マラソン エントリー規約

13. 積雪、大雨による増水、強風による建物等の損壊の発生、落雷や竜巻、コース周辺の建物から火災発生等によりコースが通行不能になった結果の中止の場合、関係当局より中止要請を受けた場合、日本国内における地震による中止の場合、Jアラート発令による中止の場合(戦争・テロを除く)は、参加料のみ返金いたします。なお、それ以外の大会中止の場合、返金はいたしません

出典:東京マラソン エントリー規約

これだけを見ると、新型コロナウィルスは「それ以外」に該当するので、返金しないということなのでしょう。

Jアラート発令など、かなり細かい条項が盛り込まれていることからも、この規約は、イベント中止時の損害保険とリンクしていると考えられます。

つまり、この規約に書いてある理由で、東京マラソンが中止された場合は、保険金が給付されるので、参加料金を返却できるというわけです。

今回は「それ以外」に該当してしまい、損害保険金の給付対象に当たらないため、返金しようにもお金が無いというのが実情でしょう。

唯一の救いは来年もエントリーできること

東京マラソンの人気は凄まじく、その抽選倍率は11.1倍だったとか!

今回の東京マラソン2020にエントリーした人は、希望すれば(そしてお金を払えば)、来年の東京マラソンにエントリーできるそうです。

なぞの生物
その分、募集定員がへってしまうとなると
2021年の東京マラソンの倍率は恐ろしいことになりそうじゃ

東京オリンピックもチケット代金を返金すれば大赤字になる

さて、東京オリンピックのチケット代金に話を戻すと

組織委員会は否定しているものの、まだまだ予断は許せません。

東京マラソン2020のように、組織予算が大赤字になる場合、チケットの払い戻しが行われない可能性を否定できないからです。

膨れ上がる五輪予算、赤字?を埋めるためにチケット料金が80億円上乗せされた?

どうやら、東京オリンピック2020の運営予算は、赤字ギリギリのようです。

組織委員会予算の当初(V1)の予算と、最新(V4)の予算から、チケット売上収入を比較してみましょう。

東京オリンピック チケット売上見込み

 V1予算(2016年12月)V4予算(2019年12月)
チケット売上820億円900億円

ごらんの通り、チケットの売上予算が当初の820億円から900億円へと、80億円も上積み計上されています。

推測ではありますが、これは、赤字を埋めるために、チケット料金を値上げして補填したのではないでしょうか。

なぞの生物
どおりで、異様に高価な金額が設定されていたんじゃな

雑学博士
※東京オリンピックのチケット価格は、超高額と言われたロンドン五輪よりも高いのじゃ。

※東京オリンピックの高額帯のチケットは、高すぎるといわれたロンドンオリンピックのチケットよりも、更に高額に設定されています。

延期にしても、中止にしても、すでに東京オリンピックの大赤字は確定!?

新型コロナウィルスの影響で、延期、もしくは最悪の場合中止になってしまったら、東京オリンピックの運営費が大赤字になることは明らかです。

保険などで、どの程度損失をカバーできるのか?保険でカバーできない場合、チケット代金の返金不可になってしまう可能性もあるのではないでしょうか。

ということは、

すでに販売された、598万枚のチケット(一次抽選 508万枚、二次抽選 90万枚)を購入した人の運命はどうなってしまうのでしょう?

嫌な予感がしますね・・

実は十万円のチケットを購入済みの なぞの生物
うう。ワシのチケットがぁ・・・

追記:組織委員会が販売済みチケットは有効との方針を固める

読売新聞の記事によると、オリンピック組織委員会はすでに販売済みの東京オリンピックチケットは、大会延期後も有効であるとの方針を固めたそうです。

なぞの生物
とりあえず、最悪のシナリオは回避できたのぅ

雑学博士
うむ、新たな日程で観戦できない人には、払い戻しにも応じるようじゃ

開催がいつになるのかわかりませんが、全チケットの一旦払い戻しなどは行わず、チケットはそのまま有効になるようです。

その間組織委員会は、チケットの売上金を使って、金利ゼロで資産運用できるということになりますね・・。

さいごに

新型コロナウィルス騒動、本記事執筆時点(2020年3月20日)では、まだまだ収束する気配はありません。

オリンピック委員会は否定しているものの、仮に東京オリンピックが中止(または無観客試合)になってしまった場合、果たして、チケット料金が返金されるかどうか?については、まだ確実な情報がない状態です。

ようやく、オリンピックが中止ではなく延期となることが決まり、販売済みのチケットは引き続き有効となる方針があきらかになりました。

とりあえず、最悪の中止というシナリオは避けられたので良かったですね。

今後の成り行きに期待しつつ、見守りましょう。

ではまた!

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